「緑の甲子園」最終日、高校個人男子で優勝の栄冠に輝いたのは林田直也(福岡県・沖学園3年)だった。初日を5アンダー「67」でまとめると、最終日には7つスコアを伸ばす快進撃。2位に3打差をつけて逆転勝利を収めた。
山下美夢有も緑の甲子園で活躍しました【写真】
圧巻だったのは、出だし1番からの3連続バーディ。「このプレーにより良いスタートが切れました」(林田)と、逆転優勝へはずみをつけた。
前半にもう一つバーディを奪い、4アンダーでトップに並び折り返したが、後半に入ると11番でボギー。13番パー5、14番パー4の連続バーディで息を吹き返したものの、15番パー3でティショットをバンカーに入れて最大のピンチを迎えた。
「このバンカーショットを良いところにつけて、パーでしのげたのが本当に大きかったと思います。それから流れをつかみ16番、17番で連続バーディを奪うことができました。最終の18番はOBギリギリだったり、右のバンカーに入れるなど危ない面もあったのですが、ワンピンぐらいの距離のパットがうまく入ってくれました。途中難しい局面もありましたが、最後まで流れを逃がさずにプレーできたのが良かったと思います」(林田)