将来有望な若手女子プロゴルファーに“賞金のかかる試合の場”をより多く提供し、若手選手たちの経験値を増やして、国内ツアーをはじめ、世界で活躍する魅力ある選手の輩出に寄与していきたい、という理念のもと実施される『マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー』（共催：株式会社マイナビ、GOLF Net TV 株式会社ほか）。6月6日（木）にカレドニアン・ゴルフクラブにて、第2戦「マイナビカップ」が開催され、21歳・成澤祐美の優勝で幕を閉じた。

ツアープロ引退前 笑顔でプレーする中村香織【写真】

同ツアーは全試合インターネット中継され、第1戦には解説者として森田理香子が登場したが、第2戦には中村香織が解説に初挑戦した。

これからツアーを目指す原石たちを前に、温かいコメントで中継を盛り上げたが、「まったく初めての経験で前日から緊張していましたが、なんとかできました。母親のような気持ちで見ちゃって（笑）みんなが頑張っている姿を見て、自分も頑張らないといけないなと思いましたね」と笑顔で語った中村。

2007年プロ入り後、2014年にはシード選手としてレギュラーツアーを戦い、ステップ・アップ・ツアーでは3勝を挙げた実績を持つが、2015年末にツアープロ引退を表明。32歳となった現在は、ティーチングの活動をするとともに、2児の母として、忙しい日々を送っている。

まだまだ育児に手がかかる時期だが、今後は「お世話になってきたゴルフ業界に恩返しがしたいと思っています。これまでツアーでやってきたことを活かせるような勉強もはじめています」と様々な活動に挑戦していきたいという思いを持つ。