重心移動が少ない ユ・ソヨンのドライバースイング【連続写真】
小学2年からゴルフをはじめ、アマチュア時代はナショナルチームのメンバーとして活躍し、2006年の「アジア大会」では、団体と個人で金メダルを獲得している。翌07年に、17歳でプロ転向。08年の韓国ツアー国内開幕戦でプロ初優勝。その後も韓国ツアーで勝利を重ねて迎えた11年の「全米女子オープン」でプレーオフを制して、米女子ツアー初優勝をメジャーで達成。この勝利でツアーカードを手にして、翌12年から米女子ツアーを主戦場とした。
ショット力とパットの巧さを兼ね備える実力者で、12年はルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞。17年には「ANAインスピレーション」でメジャー2勝目を飾り、同年は世界ランキング1位の座にもついている。18年の「日本女子オープン」で日本ツアー初優勝。20年には「韓国女子オープン」に勝ち、中国、米国、カナダ、日本に続く5カ国目のナショナルオープンを制した。
米女子ツアー11年目を迎えた今季はスイングに悩みを抱え、これまで10試合に出場しトップ10入りはない。CMEグローブポイントランキング103位、世界ランキング50位は、本人も納得のいく内容ではないだろう。「いまは向かうべき方向に進んでいる気がする」と、前向きなコメントも出ており、後半戦の活躍が期待される。
