さくら、2打差7位タイと好発進！古閑は17位タイ

＜大王製紙エリエールレディスオープン　初日◇18日◇エリエールゴルフクラブ松山（(6,419ヤード・パー72) ＞

　香川県にあるエリエールゴルフクラブを舞台に開幕した、国内女子ツアー「大王製紙エリエールレディスオープン」の初日。6アンダーでまわったヤング・キム(韓国)が単独首位に立った。1打差の2位タイは藤田幸希ら5選手、横峯さくらは首位とは2打差の7位タイにつけた。古閑美保は4バーディ・2ボギーでまわり2アンダー17位タイと好スタートを切っている。

　逆転賞金女王へは優勝が絶対条件の横峯は、出だしの1番でバーディを奪うと、9番パー5でもセカンドをカラーまで運びバーディ奪取。距離の短い16番では、残り50ヤードのセカンドを30センチにつけてバーディを奪い、最終18番もバーディとし初日を締めた。

　「最近は初日に出遅れることが多かったので良いスタートになりました」と振り返った横峯。この日は賞金ランキング首位のアン・ソンジュ(韓国)、2位の有村智恵とのラウンドとなったが「いつも通り集中してプレーできました」と話す。明日も天気が悪くなるが「天候には勝てないので、メリハリをつけてプレーしたいです」と気持ちを引き締めた。

　今季限りで引退を表明している古閑は、前半こそスコアを伸ばせなかったが、後半で2つスコアを伸ばし初日を終えた。「今できる精一杯のゴルフをした結果がこのスコア。このコースではスコアは出ると思うので、予選カットラインはイーブン前後になると思う。ちょっとでも多く、明日はバーディを獲っていきたいですね」とまずは予選通過を目標に掲げた。

【初日の順位】
1位：ヤング・キム(-6)
2位T：キム・ソヒ(-5)
2位T：カン・ヨウジン(-5)
2位T：福嶋晃子(-5)
2位T：西美貴子(-5)
2位T：藤田幸希(-5)
7位T：西山ゆかり(-4)
7位T：宋ボベ(-4)
7位T：木村敏美(-4)
7位T：横峯さくら(-4)