――スイング時に気をつけているポイントはどこですか？
「体をよく使いますが、骨盤の回し方に注意しています。そこが安定していないと。ひねり、回し方がスイングのキモです」

――『この選手には負けたくない！』という人はいますか？
「誰かを抜いて、自分が勝ちたいと思ったことはないですが、韓国では、そういう部分が足りないと言われたことがありました。それでも、やっぱりそういう風に考えたことはないんです。ツアーのみんなが強くなるなかで、自分もうまくなれればとてもいいことだと思う」

――仲のいい選手は誰ですか？
「勝みなみ選手。松田鈴英選手。淺井咲希選手。永井花奈選手。日本語を教えてもらったり、韓国語を教えたり、交流をしています。今年も新人セミナーがあって、脇元華選手もいると聞いて安心しています。私が韓国語の先生になっています（笑）。勝選手はとても発音がきれいで、私のコーチが初めて日本に来たときに、勝選手から『アニハセヨ』と言われて、『韓国人選手かと思った』と笑っていました。それほどうまいですね。（日本語で）ホントウニハツオンガキレイデスネ！（笑）」

――最近、奮発して買ったものなどはありますか？
「車ですね。レンジローバーを買ったんですけど、私にとって夢の車でした。家に車が必要になったこともあって、5月くらいに韓国で買いました。両親と一緒に乗るための車です」

――クセはありますか？
「独り言が多いかな（笑）。『私はできる』という言葉をよく唱えています。メンタルトレーニングの一環ですが、壁に当たったときに、『私はできる』と自分に言うようにしています。ポジティブになるための独り言がクセといえるかな。…あっ、あくまでも試合中の話ですよ（笑）」

――もし明日地球が無くなるとしたら、何をして過ごしますか？
「友達に会って、楽しく遊びたい。おいしいものを食べて、おしゃべりもたくさんしたいです」