地元優勝、はたまたかつての女王の復活Vも…？ フレッシュルーキー達の偉業にも期待！【人情派記者Mの大胆予想】

■プロ転向後、即優勝はドラマチック！
そして、やはり見逃せないトピックは、「プロテスト後の初試合」ということ。先週行われた最終プロテストで合格し、晴れてプロの称号を得た“新人たち”の奮闘…。ここにドラマの匂いがプンプンだ。

合格者21名のうち、今回出場するのはエイミー・コガ、大里桃子、三ヶ島かな、河本結、吉本ここね、原英莉花の6人。史上、類を見ない伸ばしあいとなった最終テスト（トップのコガがトータル20アンダー）を終え、ルーキーたちの活躍に期待せずにはいられないが、中でも特に注目したいのが河本だ。

昨年大会はトータル2アンダー・19位タイでベストアマを獲得。最終18番で外したバーディパットを悔やみ、「あの1打が入っていなかったことで、プロの世界は甘くないんだと教えてもらいました」と壁の高さを痛感した大会となった。今季はここまでレギュラーツアー3試合で2度の予選通過。ステップ・アップ・ツアーでは6月の「Skyレディース ABC杯」で初優勝を飾っている。成長の証（あかし）を最高の結果で表現できたら、“胸熱”の週末になること必至。

「センチュリー21レディス」で今季初トップ10入りと調子を上げてきたシード選手の三ヶ島や、大器の呼び声高い原らも注目。過去にプロテスト合格後の初戦で優勝した選手は「0」。『史上初！プロテスト後初戦でのV』という見出しが躍る日曜日となるか！？

【歴代優勝者】
2017年：森田遥
2016年：イ・ボミ
2015年：西山ゆかり
2014年：申ジエ
2013年：ナ・ダエ
2012年：フォン・シャンシャン
2011年：フォン・シャンシャン
2010年：不動裕理
2009年：全美貞
2008年：不動裕理
2007年：大山志保
2006年：全美貞
2005年：表純子
2004年：福嶋晃子
2003年：鈴木香織
2002年：中嶋千尋
2001年：天沼知恵子
2000年：安井純子
1999年：木村敏美
1998年：大場美智恵
1997年：肥後 かおり
1996年：具玉姫
1995年：中野晶
1994年：高村博美
1993年：村井真由美
1992年：日蔭温子
1991年：高須愛子
1990年：寺沢範美
1989年：ト阿玉
1988年：高須愛子
1987年：ト阿玉
1986年：ト阿玉
1985年：生駒佳与子
1984年：柏戸レイ子
1983年：呉明月
1982年：ト阿玉
1981年：松田惠子
1980年：清元登子
1979年：大迫たつ子
1978年：大迫たつ子