茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブで開催されている、国内男子メジャー初戦「UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ」の2日目。5O位タイでスタートした石川遼が、4バーディ・2ボギー・1ダブルボギーでホールアウト。トータル1オーバーで決勝ラウンド進出を決めた。
石川遼の2日目全ストロークを完璧に振り返る!
今大会、初日からいいリズムでドライバーを振りぬけている石川は、この日の1番も会心のショットでフェアウェイをとらえ、パーでスタートする。2番パー5でもティショットをかっ飛ばし2オンに成功。イーグルこそならなかったが、ラクにバーディを奪ってトータルイーブンパーとした。5番のティショットは左に飛び出し、池に入れるトラブルだったが、1ペナを払って気合のパーセーブ。予選通過にかける意気込みがうかがえた。
6番のパー5はセカンドショットをグリーン右のバンカーに入れるも、そこから4メートルにつけてバーディ。アンダーパーグループの仲間入りを果たす。だが直後の7番のパー3はティショットがグリーン奥に。そこからうまく寄せきれずボギー。再びイーブンパーとして後半に入る。
昨年の大会は予選落ちを喫している石川。後半に入ってもハラハラするプレーは続いた。いい流れを呼び込めないまま3ホールを消化し、迎えた13番パー3ではアプローチミスからボギー。不穏な空気が流れたが、石川の表情には焦りは見られなかった。14番で完璧なティショットを放つと、セカンドショットもバックスピンでピンの下につけてバーディ。トータルイーブンパーとし予選通過は見えてきた。