前日の夕方に開催されたトム・ワトソン(米国)のレクチャーがプレーに好影響と与えた。谷口徹は2回戦で武藤俊憲と対戦し、4&3の大差でベスト8進出を果たした。
選手たちに熱弁をふるうワトソン
「出だしの1番でこっちがミスをして獲られたのでちょっとまずいかなと思った。次の2番ホールのセカンドショットがバンカーからだったんだけど、思い切って2オンを狙っていった。相手は2オンしてくるだろうと思ったからね。それが良いショットが打てて2オンできたのが大きかった。そこをバーディで分けられて、そのままズルズルといかなかったのでいい流れに持ち込めたのかもしれない」。
この日は武藤のパッティングの調子が悪かったのもあるが、それ以上に谷口のショットが冴え渡った。その要因がワトソンの言葉だ。
「トムの話にはなるほどと思う話が多かったです。トムが10年もスランプだったというのも驚きましたが、それがちょっとしたきっかけで復調したと言うのもなるほどと思いましたね。自分にも似た経験がありますからね。そんな話を聞いたからか、練習場で賞金王を獲った頃のスイングをイメージしながらボールを打ったんです。そうしたら動きのイメージが良くなった感じがあってね」。