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■ 1打リードを持っていた小平智が18番のティショットに選んだクラブは…
トータル11アンダー、2位以下に3打差をつけて単独首位からスタートした小平智が3つスコアを伸ばし、一時独走状態となったフロントナイン。だが勝負の分かれ目が初めから最終ホールになると決まっていたかのように、バックナインに小平がスコアを落とし、池田、キョンテが追い上げる展開に。最終組の1つ前で回ったキョンテは17番パー5でバーディを奪取し、最終18番のティグラウンドに降り立った時点では13アンダーで小平と並んでいた。
トッププロのみが集結する舞台にも関わらず、簡単にはパーセーブできない最難関ホール。だがキョンテはティショットをグリーン右のバンカーの手前に落とすというミスを犯すも、芸術的なロブショットでピンそば80cmにピタリ。グリーンを囲んだギャラリーはキョンテが13アンダーでホールアウトし、小平の結果を待つという状況を確信していた。
しかしパーセービングパットはカップに蹴られ、まさかのボギー。「ティショットはミスをしましたが、アプローチで素晴らしいロブショット。パーパットもやさしくはないですが、キョンテの実力からしたら10回打ったら10回は入るパットです。本人も呆然としていましたし、“神様のいたずら”としか思えない(佐藤氏)」という感覚が18番グリーン付近に流れ、騒然とした空気に包まれた。