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初優勝ジンクスは続くか 国内メジャー初戦は58ヤード増で難度アップ

初優勝ジンクスは続くか 国内メジャー初戦は58ヤード増で難度アップ

配信日時:2016年5月10日 22時21分

昨年大会は永野竜太郎が日本人最高位の2位に入った
昨年大会は永野竜太郎が日本人最高位の2位に入った (撮影:岩本芳弘)
 日本ゴルフツアー機構が主催する、国内男子メジャー初戦「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 」の記者発表が開催コースの宍戸ヒルズカントリークラブで行われた。

昨年大会は以外にも初優勝 リャン・ウェンチョンが制覇

 会見にはJGTO松井功副会長らが出席し、大会概要とコースセッティングの準備状況などを説明。宍戸ヒルズに舞台を移して14回目を迎える今季は昨年比で58ヤード総距離が伸びて7,384ヤード(パー71)設定となり、さらに難度が増した。特に7番ホールから続く距離のあるタフな4ホールは10番が23ヤード伸ばされたことで、選手にとってはここをどうしのぐかが上位進出のカギとなりそうだ。

 昨年はリャン・ウェンチョン(中国)がトータル14アンダーまでスコアを伸ばしてツアー初優勝を飾ったが、ツアープレーヤーNo1を決める大一番として今季の優勝スコアは8アンダー程度を想定しているという。攻めと守りを両立できる総合力が求められる戦いとなる。

 今大会終了時の賞金ランキング上位2名には「全英オープン」の出場権。さらに優勝者には「WGC-ブリヂストン招待」の出場権も与えられるなど世界にも直結する大舞台。ちなみに、2011年のJ・B・パク(韓国)以来ここ5年はすべてツアー初優勝の選手が制している。

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