昨年は旭日小綬章を受章した青木功 チエ夫人へ感謝の言葉も…
「大鵬号」の寄贈は昭和44年に献血運搬車の不足を耳にした大鵬関が「大鵬の名前で社会に恩返しをしたい」と献血運搬車を寄贈したことがはじまり。平成21年までに39回に渡って寄贈した。大鵬関亡き後は、夫人である納谷芳子氏が意思を引き継ぎ、平成25年に「大鵬号復活プロジェクト」を設立。同企画に賛同した白鵬関が、復活第一号が寄贈するなど継続されて今日に至っている。
今回の寄贈式には青木が同委員会の代表として参加。2年前に芳子夫人と知人を介して知り合ったのがきっかけで今回の寄贈に至った。青木は「これまでに72台もの寄贈されたと聞きました。年代を超えてこれだけ長く続くというのはとても素晴らしいこと。私達のレジェンドプロアマもできる限り続けて、不足しているものや困っている人たちを助けたい」と大鵬関、芳子氏に尊敬のまなざしを向けた。
同じく式に出席した芳子氏は「このプロジェクトを応援してくれる人が増えてきているように感じており、とても嬉しく思います。もっと寄贈数を増やしていきたいです」と笑顔を見せていた。