三重にある白山ヴィレッジゴルフコース クイーンコースで開催中の「ファイナルクオリファイングトーナメント」の5日目。6日間に渡る戦いもいよいよこの日から決勝ラウンドへ。昨日9位タイにつけた米山剛は4バーディ・3ボギーの“71”でラウンド。スコアを1つ伸ばしトータル11アンダーの11位タイにつけた。
今季の国内男子ツアーを写真で振り返る
若い選手たちに混じって、出場選手中最年長の50歳が大健闘している。昨日から順位は落としたが、「ピン位置も難しかったし、上出来だと思う」と来季の前半戦の出場権が与えられる35位以内を維持し笑顔をみせた。
寒さに加え、6日間108ホールに渡る長丁場。若くて体力のある選手がもちろん有利だが、米山の最大の武器は「年を重ねてどういうリラックスすればいいか分かってるので」という“精神的な余裕”。今季シニアツアーデビューもはたしたベテランには、このプレッシャーのかかるファイナルQTでも気負わずでプレー出来る経験がある。
コースとの相性も後押しをしてくれている。このコースで行われた日本シニアオープンでは1打差の2位でフィニッシュ。「大好きなコース、グリーンが難しくて耐えるゴルフになるのが」好きなポイントだという。