実は、男子ツアーでミズノボールを使っての優勝は今回の手嶋が初めて。ミズノの顔でもあるMPアイアンとのマッチングを考えて作られた4ピース構造の新ボールはミズノオープンでドライビングレンジの練習球にも使われて、契約外の選手からも好評を博していた。旧モデルのフェアウェイウッドを長く愛用するなど用品への感覚が鋭い手嶋が認めたボールだけに、その性能の高さは折り紙つきだ。
ドライバーも開幕から試行錯誤してきたが、ミズノのMP CRAFT 513 ドライバー (14年)に落ち着きそうな流れ。シャフトも今季すでに4種類を試しているが、4日間安定したパフォーマンスを披露したグラファイトデザインのTourAD DI-7Xとのマッチングが最高の結果につながったと言えそうだ。
【手嶋多一クラブセッティング Whats in the Bag】
ドライバー:MP CRAFT 513 ドライバー (14年) 9.5° TourAD DI-7X 44.75インチ
3W:ホットメタル F-135 13.5° NSPRO950 FWプロトタイプ 42.5インチ
5W:ワールドマスター WM-III 18° NSPRO950 FW 41.5インチ
UT:タイトリスト910H 21°
アイアン:MP-54(4〜P) ダイナミックゴールドS400
ウェッジ:MP-T5 54°60° ダイナミックゴールドS200
パター:スコッティキャメロン ニューポート2 スタジオステンレス
ボール:MP-X
※WITB=Whats in the Bag(クラブセッティング)