そのロングゲームを支えたのが、今季から使用しているブリヂストンゴルフのJ815ドライバーだ。片岡は昨年までブリヂストンゴルフのファイズドライバーを長く愛用するなどクラブを変えるタイプではないが、同ドライバーはオフにテストをした際に投入を即決。「つかまりが良いし、クラウンのスリットが構えやすい」とドローに変えたスイングとマッチして飛距離は15ヤードほど伸びた。つかまりと飛距離を両立するTourAD PT-6シャフトとの相性も抜群だ。
その他、片岡のクラブセッティングで特徴的なのがウェッジのソール。メーカー担当者に依頼して極限までバンスを削ってあり、アプローチの際に開きやすく調節してある。上げるアプローチを得意とする片岡らしいこだわりのセッティング。バンスなしウェッジはアマチュアにはちょっと難しいが、アイアンにいち早くカーボンシャフトを取り入れてボールを上げやすくしている点などはアマチュアにも参考になりそうだ。
【片岡大育のクラブセッティング Whats in the Bag】
ドライバー:ブリヂストンゴルフ J815 ドライバー (15年) 9.5° TourAD PT-6X 46インチ
3W:HONMA TOUR WORLD TW727 フェアウェイウッド (15年) 15° ヴィザードYZ65X
5W:ツアーステージ X-FW (13年) 19° TourAD DJ-7
3U、4U:ツアーステージ GR X-ユーティリティ (13年) 21°23°Diamana カイリ X
アイアン:J15 CB (14年)(5〜PW) Diamana-S Thump465ct
ウェッジ:BRIDEGESTONE GOLF FORGED 52°58°
パター:ホワイトホット XG 2Ball F7 (09年) センターシャフト
ボール:TOUR B330S (14年)
※WITB=Whats in the Bag(クラブセッティング)