「ショットも良くなかったし、パットも入ってくれなかった。バーディを獲るゴルフができなかった」。開幕前、グリップの下巻きをこれまでの1重から5重に変更し、一定の手応えを得ていた石川だったが、この日はショットでチャンスを演出することができなかった。そして、とりわけ苦しんだのがパッティング。エキストラホール進出をかけて最終18番のバーディパットも、きつい上り傾斜に対応しきれず、石川が打ち出したボールはカップから反れるように外れた。この日のプレーを振り返った石川は「負けた原因は自分にあります」と悔しさを噛みしめた。
今後の石川は来週、北海道で開催される「ANAオープン」への出場を予定。今季の「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」で2年ぶりとなる国内ツアー優勝を飾った思い出の地で再起を図る。