そういう意味で、まず継続することが最も重要だ。1度や2度の開催で終わってしまっては、新しい形の大会を企画した意味がない。最低でも5年、いや10年と続くなら、日本が生んだ“マスターズ”となることも十分に可能だろう。そうなれば、日本ツアーに新たな息吹をもたらすことになるし、非常に素晴らしいことだと思う。
ただ少しだけ提言するなら、少し門戸を開く意味でオープンクォリファイを開催するべきだ。今大会には海外への挑戦を支援したいという願いもあるので、シードを持たない若手選手にチャンスを与える意味でも予選会を設置する必要があるだろう。
文 タケ小山(プロゴルファー、ゴルフ解説者)