【舩越園子コラム】松山と石川に拍手を送り、夢を見る
このジュニアファンデーションは、ゴルフというスポーツをたくさんの子供達に知ってもらい、次世代のゴルファーの育成やゴルフを通して社会的活動の場を広げたり、自分たちの住んでいる環境について考えることを目的としているもの。今回は小学4年生までの子供たちを対象に、プロや同学年の仲間と振れ合ればという想いから実現された。
この日は午前中にレッスン会を行い、午後からは各プロの組に分かれてショートコースをラウンド。実際に子供たちと一緒に回った小平智からは「どんだけうまいんだよぉ」と声を漏らす場面も見られた。その後はプロとスイカ割りを楽しみ表彰式。丸山から金メダルを渡され本イベントは幕を閉じた。
丸山は「1つの思い出として選手との振れ合いをさせてあげられてよかった。参加してくださったプロの方たちに感謝です」と満足した様子。そしてこの日、丸山は子供たちに大きな夢を持つことの大切さを説いた。それは「夢を実現するために何をすればいいのか、どうすればいいのか」ということがを伝えたかったから。「漠然とした気持ちではダメ」。
そしてその後の取材では自身の今後についても語った。9月に、痛めている左手親指付け根の手術を受ける予定だったが、回避する意向を口にした。8月の上旬に医者と相談して決めたしたという。「医者から待ったがでました。お医者さんも僕のことを思ってそう言ってくれたと思います」と決断した。その為手術して全休するはずだった秋からのツアーは、解説をしながら出られる試合を決めて行くかたちとなる。