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【タケ小山の目】欧州チームは「もうちょっと骨のある選手を」

【タケ小山の目】欧州チームは「もうちょっと骨のある選手を」

配信日時:2013年12月20日 19時29分

大会初日は勝利した石川、藤田ペア(Photo by Victor Fraile、Getty Images)
大会初日は勝利した石川、藤田ペア(Photo by Victor Fraile、Getty Images)
 アジア選抜と欧州選抜の対抗戦「ザ・ロイヤルトロフィ」が、中国にあるドラゴンレイクゴルフクラブで開幕。この大会の模様はCS放送ゴルフ専門チャンネルの「ゴルフネットワーク」で国内独占生中継されているが、解説のタケ小山プロに初日を振り返ってもらった。

 初日はアジア選抜が3ポイント、欧州選抜が1ポイントでアジアがリード。この結果に対し「今回のコースは狭い上にトリッキー。藤田(寛之)選手のコメントにもあったけど距離も短い。真っすぐ飛ばす技術のあるアジアの選手のほうが有利でしょう」とコメントした小山プロ。また、「アジアの選手は休みをとっておらず、暖まった状態の選手が多い。欧州の選手はドバイから休みに入ってた人もいるだろうから」というのもアジアが有利な点の1つ。アジアの好発進をプロはあらかじめ予想していたようだ。

 石川遼藤田寛之の日本人組は第2試合でニコラス・コルサーツとベルント・ウィスバーガー組を撃破。「交互にボールを打つフォアサムでは1人調子が悪いと勝負にならない。今日はコルサーツが足を引っ張ったと思う。右にも左にもボールが曲がっていたし」。この日調子が悪かったベルギーの飛ばし屋が、日本人タッグの危なげない勝利を後押ししたようだ。

 欧州にも「ウィスバーガーや中国組を破ったマーク・ウォーレンのようにいいスイングをしている選手がいる」と警戒すべきプレーヤーがいるが、それでも「欧州はもうちょっと骨のある選手を揃えてくれないと。手を抜いてるんじゃない?解説しててもこれじゃあ張り合いがないよ」と嘆いた小山プロ。世界ランキングの順位を見てもアジア選抜の方が上、また同じ国同士の組み合わせができるのもアジアチームの利点で、このまま「アジアが優勢に試合を運んでいくだろう」と今後の展開を予想した。

※「ザ・ロイヤルトロフィ」はCS放送ゴルフ専門チャンネルの「ゴルフネットワーク」で全3日間、国内独占生中継!初日の模様は21日(土)朝7時から(再放送)、2日目の模様は昼12時から生中継!

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