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「日立3ツアーズ」決戦前夜、光ったのはシニアチームの“口撃”

「日立3ツアーズ」決戦前夜、光ったのはシニアチームの“口撃”

配信日時:2013年12月14日 19時48分

3団体が揃って記念撮影!
3団体が揃って記念撮影! (撮影:ALBA)
<Hitachi 3ツアーズチャンピオンシップ2013 事前情報◇14日◇平川カントリークラブ>

千葉県にある平川カントリークラブを舞台にLPGA、JGTO、PGAの各ツアーの威信をかけたチーム戦「Hitachi 3ツアーズチャンピオンシップ2013」が15日(日)に開催される。前日となった14日(土)には記者発表会が行われ、各チームのキャプテンから大会への意気込みが語られた。

LPGAチームのキャプテン佐伯三貴は「賞金女王にフレッシュな選手もいて、いいメンバーが揃ったと思います。ショットメーカーもムードメーカーもいますので、私だけ迷惑かけないように頑張ります」と今季“15”の勝利を積み上げたメンバーが揃ったことに自信を見せた。明日のチームでのプレー方針については「シニアの方々の口に負けないようにして、JGTOの技を盗めたらいいですね」と話した。また今季賞金女王を獲得し、大きな注目の集まる森田理香子は「今年で2回目だけど、緊張してます」と固い表情。午後のシングルス戦ではメジャー覇者の井戸木鴻樹と選手会長、池田勇太という注目組に入ったが、「勉強したいな、という気持ちです」とやはり控えめなコメントに終始した。

一方でJGTOチームキャプテンの片山晋呉は「女子の方々はテレビに映るだけで絵になるし、PGAの方々は座ってるだけで存在感がある。僕らはいるだけで怯んでしまうメンバーですよ」とこちらも控えめなコメント。また今季の賞金王、松山英樹に代わって出場が決まった松村道央について、「山と村の違いでどんな活躍を見せてくれるのかな」と冗談っぽく話して会場を沸かせた。当の松村は「松山が出ないことでこんなにプレッシャーがかかるとは…」と話したが、2010年大会では池田勇太と共にMVPに輝いたこともあるだけに明日は“山”ではなく“村”がJGTOチームを牽引するかもしれない。

大会前夜、最も激しい“口撃”を見せたのはPGAチームだった。キャプテン室田淳は「去年はシニアチームの偉大な2人(尾崎直道中嶋常幸)がチップインで劇的な勝利を挙げましたが、もう1年経ったんですね。あの時はゾクゾクしました。そういうプレーを発揮してくれるシニアチームです」とチームを紹介。「少し入れ替わったけど、シニアの中でも若い力を発揮してくれる」と話し、大会連覇に向けて自信を覗かせた。一方で「個人的には女子チームを応援してますけどね」ともはや恒例とも言えるLPGAチームへのエールを送ったが、最後には「今年は日本の文化というか、先輩には気を遣ってほしいね。ダメよ、あんまりバーディ取ったら。そこそこのバーディを取っていいプレーを見せてください」とJGTOチームとLPGAチームを牽制した。

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