兵庫県にある東広野ゴルフ倶楽部を舞台に開幕した、国内男子ツアー「アジアパシフィック パナソニックオープン」の初日。石川遼は、3バーディ・3ボギーとスコアを伸ばせず、イーブンパー69位タイと出遅れた。
石川遼の1打速報で初日の全ストロークを振り返る
INスタートの石川は、前半からボギーが先行する苦しい展開。イーブンパーで折り返すも、後半の7番パー3でもボギーを叩き後退。最終9番パー5はバーディを奪ったが、首位とは9打差で初日のラウンドを終了。ホストとして迎えた大会で好スタートを切ることはできなかった。
ティショットは安定していて、ほとんどのホールでフェアウェイをとらえていた。しかし、「全体的にアイアンが上手く攻めることができなかった」と石川。チャンスにつけるホールもあったが、パットも決まってくれずホールだけを消化した。ここ数試合続いている初日の出遅れについては、「毎週同じ理由で遅れているわけではないので、深くは考えていない」と話すものの、「自分の技術不足です」と唇をかんだ。
明日もスコアの伸ばし合いが予想される。石川は「予選通過を考えてやらなくてはいけない。初日のプレーを取り戻したい」とコメント。「5アンダーぐらいでまわらなくては意味がないと思う」と自分自身に言い聞かせた。