兵庫県にある東広野ゴルフ倶楽部を舞台に開幕した、国内男子ツアー「アジアパシフィック パナソニックオープン」の初日。池田勇太が快進撃を見せ“62”をマーク。9アンダーで単独首位に立った。
池田勇太は悔しい3週連続2位「ビリと一緒」ANAオープン
2番で先制のバーディを奪った池田は、4番でもセカンドを1メートルにつけてバーディ。その後2つスコアを伸ばして後半に入ると、10番、12番、14番。さらに、上がり2ホールでも連続バーディを奪い、9バーディ・ノーボギーの完璧なゴルフで初日のラウンドを終えた。
ここ3試合連続して2位フィニッシュしている池田は「いろいろありますよ。最初は納得しての2位。2週目は54ホールに短縮でしょ? 体はラクだけど、負けて腹立つし、真っ暗だし、最悪。どんどんイライラして。3週目は自滅して疲れて…そんな感じ」と心境を吐露。優勝争いに加わりながら、あと一歩届かなかったことを悔しさを初日に爆発させた。
今週は「月曜日にハーフ歩いて、体を長めにケア。火曜はプロアマやってコースも大体わかったし、ゴルフの調子もそんなに悪くなかったから、明日(水曜)は休もうってゆっくり寝て昼に体を動かした。今日は体も動いたし、顔もシャキッとした」。リラックス効果で好発進を切った池田は「優勝って言ったらいつも2位だから…。4度目の正直で」。虎視眈々と優勝を狙いにいく。