今年のツアーボールでは、『プロV1シリーズ』や『ツアーBシリーズ』が常にトップ10にランクインし、ロングセラーになっている。では、ツアーボールの中でもこの2モデルが売れる要因はどこにあるのか？ 二木ゴルフ南町田店の高瀬雅弘さんに話を聞いた。

今平周吾が“じょうろ”でボールに水をかけながら打つ珍光景【写真】

「その2モデルはリピーターが定着している印象があります。実際に話を聞くと『スコアが良かった』とか『ベストスコアが出た』という人が多いです。もちろん、ツアーボールだからといって、プロゴルファーのようにロングアイアンでスピンを利かせたり、アプローチのときにバックスピンで戻すのは難しいですが、アマチュアでもショートアイアンやアプローチでは一定のスピンが入ります。特にアマチュアはグリーン周りからアプローチをする機会がすごく多い。そこから2打で上がるか、4打かかってしまうかの差は大きいと思います」

―どのくらいのレベルになると、ツアーボールの方がスコアが良くなる人が多いのか？

「ツアーボールって中・上級者向けだと思われていますが、アベレージゴルファーや女性ゴルファーでもツアーボールの方がスコアがいいという人が圧倒的に多いです。ただし、初心者でボールをなくす機会が多い場合は、コストの問題もあるので、当店でも『D1』などを薦めています。そこからステップアップしたら、次はツアーボールでも問題ありません」

ゴルフを始めて最初の壁となる『100切り』だが、高瀬さんは「100切り間近になったレベルならツアーボールがオススメ」だと語る。あと一歩で『100切り』できない人はツアーボールを試してみては？