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史上初の快挙にも ジャンボ尾崎「何の拍手? まさか“エ”じゃないよね」【ゴルファーのことば】

史上初の快挙にも ジャンボ尾崎「何の拍手? まさか“エ”じゃないよね」【ゴルファーのことば】

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2022年2月11日 13時00分

後半も勢いは衰えず16番までに3つ伸ばすと、圧巻は17番パー5。2打目をピン奥7メートルに乗せると完璧なストロークで流し込んでイーグル。バンザイの後に往年の刀を鞘に納めるポーズからの“コブラ”ポーズも炸裂。「意識していたわけではない。ティショット、セカンド、パットと3ついいものが続いた結果だからうれしいよね」と無意識のパフォーマンス。18番はボギーとしたものの、1イーグル・9バーディ・2ボギーの「62」。年齢を4つも下回る圧巻のスコアでレギュラーツアー初のエージシュートを達成して単独首位に立った。

選手やギャラリー、関係者がざわつくなか行われた記者会見。拍手でジャンボを迎えると「なんの拍手? スコアに対しての? まさか“エ”じゃないよね」とスコアには文句のつけようはないが、史上初の快挙のエージシュートという言葉には喜びは見せない。

「エージシュートを目指してゴルフはしてない。ただ、66というスコアは出したいという気持ちはある。それだけの違い。いいゴルフをして5アンダー、6アンダーとか出てくれないと、レギュラーツアーでやっていくことはできないからね」。

50歳以上が出場資格のシニアツアーには参戦せず、生涯レギュラーツアーを貫くジャンボらしい考えである。当時、持病の座骨神経痛に苦しめられていたが、シーズン開幕前には、柔軟性を上げるトレーニングに重点を置いたり、ミリ単位のクラブ調整などを行った。28試合ぶりの予選通過となったがレギュラーツアーへのこだわり、66歳にしてのたゆまぬ努力の成果である。

4日間戦うと51位タイに順位を落としたジャンボ尾崎だが、この大会で頂点に立ったのは松山英樹。プロ転向2戦目でのプロ初優勝だった。ジャンボが予選を通過したのは、この試合が最後。ジャンボに始まり、松山で終わった運命的な試合でもあったのかもしれない。

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