シンプルなアイテムの多い同ブランドとの相性はまさにピッタリといったところだが、意外にも蛍光色にも興味を示した。「ガチャガチャしているのは得意ではないのですが(笑)、夏とか冬でもアウターとかで、たまに入ってくる蛍光とかそういうのは好きです」と、今年は差し色にも注目のようだ。
もう一つ、お気に入りのアイテムが合羽(かっぱ)。同ブランドの合羽は動きやすいという。「晴れの日にはいてても変じゃない。そのくらいスイングの邪魔になりません。風も通さないから、ちょっと肌寒いなという日にパッと着られるからとても助かります」。これまで動きづらくなることから着用しなかった成田も着たというアイテムは、ケンシロウもお気に入りのようだ。
新たな援軍とともに挑む新シーズン。蛍光色と合羽にも注目してみたい。
池上憲士郎(いけがみ・けんしろう)
1992年4月17日生まれ、岡山県総社市出身。祖父の影響でゴルフを始め、ジュニア時代から様々な大会で活躍。高校は強豪ゴルフ部のある香川西へ進学、木下稜介の1学年下で腕を磨いた。大学は名門・東北福祉大へ。ここにも1学年上に松山英樹という最高の手本があった。14年にプロ転向、20-21年シーズンは21年の「フジサンケイクラシック」で2位に入るなどの活躍を見せて初シードを獲得した。憲士郎の名は漫画「北斗の拳」の主人公が由来。180cm/76kg