国内男子ツアー「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ」の最終日。初優勝を狙う首位・上井邦裕と2打差でスタートした比嘉一貴が6バーディ・2ボギーの「68」をマーク。トータル20アンダーで逆転し、2019年「RIZAP KBCオーガスタ」以来のツアー2勝目を果たした。
盛大に冷たい祝福を受ける比嘉【写真】
スタート前に上井のエースドライバーが破損。急遽スペアを用意したことが大きな話題となったが、比嘉もスタート時の異変に気づいていた。
「昨日までとなぜ違うんだろうってティショットの時に思ったんですが、そうしたらスタート前に割れたというのを聞いて。気にしてもしょうがないですが、少しツキが自分に来ていたのかなと振り返れば思います。でも(上井さんは)スタート前に気づいて良かったですよね」。
比嘉自身も、契約するブリヂストン製の新作プロトタイプ『B1』ドライバーを前戦から投入しており、勝因に「パットとドライバーショット」を挙げていた。