石川遼が作り上げた2020年スイング【連続写真】
国内男子ツアーの2020年最終戦で、二人のスターが同組でラウンドした。2007年にアマチュア優勝を果たした石川遼と、2019年に同じくアマチュアVを遂げた金谷拓実だ。
ともにプロトーナメントをアマチュアで制覇した二人。石川はプロデビューしてからすでに13シーズンを終えた。13年からは米国男子ツアーに主戦場を移したが、思うような結果を得られずに国内ツアー復帰。そして、19年は3勝を挙げ復活をアピールした。
その3つのうちの1つが最終戦の日本シリーズJTカップだった。ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ今年の大会では5位で優勝こそ逃したが、十分に大会を盛り上げた。そして、金谷は石川を上回る4位に入る活躍を見せた。
そんな二人は同大会で2日目から3日間同じ組でラウンド。その光景を撮影していた佐々木啓カメラマンは、期待を込めて話す。「ギャラリーがいればこの組には大勢の人がついて回ったことでしょう。来年も石川選手、金谷選手が優勝争いをたくさん演じて、国内のツアーを盛り上げてほしいと思います」。