神奈川県にある戸塚カントリー倶楽部で開催されている、国内男子ツアー「キヤノンオープン」は2日目の競技を終了。首位には昨年の「日本オープンゴルフ選手権」王者、小田龍一、シニアツアーでも活躍中の55歳・室田淳、ハン・リー(米国)、横田真一、許仁會(ホー・インホイ)(韓国)の5選手がトータル7アンダーで並んだ。1打差の6位タイには石川遼ら3選手がつけている。昨年覇者の池田勇太はこの日5つスコアを伸ばし、初日の46位タイから13位タイに急浮上した。
遼、首位とは1打差!絶好の位置で決勝ラウンドへ
2アンダー11位タイからスタートした室田は前半で3つスコアを伸ばすと、後半の10番から3連続バーディを奪いリーダーズボードを駆け上がっていく。最終18番では3打目5ヤードのアプローチを狙いにいって痛恨のシャンクでボギーとしてしまうが、スコアを5つ伸ばし首位タイでフィニッシュした。「今日はみんな良かった」と好調なラウンドを振り返った室田。明日は最終組でのラウンドになるが「シニアではほとんど最終組だし、慣れているから大丈夫」と気負いはない。若い選手たちに混ざりこのまま上位をキープして最終日に臨めるか、明日のプレーに注目だ。
初日、46位タイと出遅れた池田は出だしの1番でバーディを奪うと前半で2つスコアを伸ばしてハーフターン。後半では15番でボギーを叩いたものの、バーディを4つ奪い“67”でホールアウト。スコアを5つ伸ばし13位タイに浮上した。「終盤は疲れた。でも久しぶりにいいゴルフができたんじゃないかな。昨日と比べたら大分グリーンにも慣れてきたし」。昨年は初日と最終日にコースレコード“64”を叩き出し2位に4打差をつけ圧勝したこの大会、復調した若大将が残り2日間でさらなる巻き返しを狙う。
【2日目の順位】
1位T:小田龍一(-7)
1位T:室田淳(-7)
1位T:ハン・リー(-7)
1位T:横田真一(-7)
1位T:許仁會(ホー・インホイ)(-7)
6位T:小泉洋人(-6)
6位T:石川遼(-6)
6位T:白佳和(-6)
9位T:松村道央(-5)他3名
13位T:池田勇太(-4)
13位T:薗田峻輔(-4)他6名