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【石川遼・復活優勝へ】怒濤の1年を終えて、最後の最後で魅せたドラマ 「ここ5年でなかった感覚」

【石川遼・復活優勝へ】怒濤の1年を終えて、最後の最後で魅せたドラマ 「ここ5年でなかった感覚」

所属 ALBA Net編集部
谷口 愛純 / Azumi Taniguchi

配信日時:2018年12月6日 18時06分

正規の最終18番、バーディパットを外した後の表情 充実感がうかがえる
正規の最終18番、バーディパットを外した後の表情 充実感がうかがえる (撮影:佐々木啓)
地区オープンを連勝、国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」での優勝争いに始まり、シーズン最終戦では小平智らとのプレーオフで幕を閉じた怒濤の1年。6季ぶりに国内ツアーに戻り、再び米ツアーに参戦することを目指して試行錯誤を続けてきた。

【写真】コレを決めていれば…!PO前、18番でバーディパットを外した瞬間

加えて、同時にスタートしたのが選手会長としての業務。ベテランの選手でも1年目の業務には苦戦してきたというが、最年少選手会長としてツアーの人気回復に向けて奔走する日々。「じわじわと、自分のゴルフが精彩を欠いていったのかなと思う。大丈夫でしょ!と軽く捉えていた部分はあって、自信はあったのですが、そんなに甘いものではないですし…練習時間が減った、とは言いたくないんですが」と、時間に追われる日々を振り返る。

国内開幕戦から、石川の発案で大会ごとのピンフラッグの販売や、ギャラリープラザでの選手インタビュー、土曜プロアマなど新たな取り組みを開始。とくにピンフラッグは、米ツアーで子供たちがサインを求めて走り回る光景を見て「そういう光景が日本でもできたらと思っていた」とひときわ思い入れがあった。当初思い描いていたようには進まない部分もあり、「まだまだ、ギャラリーの方々の視点には立てていないんだなと思いましたね。トーナメントによって売り方、売り場もバラバラで、主催者様ごとにお願いしていた部分もあったので、来年に向けて改善は必要です」。今後への課題も見えたが、基盤作りとしては十分なものを築き上げたと言えるだろう。

一方で、プレーヤーとしての“基盤作り”はどうだったのだろうか。今季は23試合に参戦し、予選通過は16試合、トップ10は5度。ツアーに本格参戦した2008年から12年の中では、予選通過の割合は劣らないが、トップ10入り2割はやはり少ない。(※1)「ブリヂストンオープン」で4位タイに入って流れに乗れるかと思いきや、「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」からは連続で予選落ちとなり、シーズン終盤で再び低迷。このまま優勝に手が届くことなくシーズンを終えるかに思われたが、最終戦でそんな思いを打ち砕く。首位と3打差からスタートした「ゴルフ日本シリーズJTカップ」最終日に追い上げを見せ、小平智ハン・ジュンゴン(韓国)との接戦の優勝争いに食い込んだ。

シーズン最終戦、ここで勝つのか…!劇的な勝負の行方にハラハラしながら見守ったファンも多いだろう。地上波でテレビ中継が行われたが、最終日の視聴率は関東・中部・関西地方の全てで9%超え。最終日の平均視聴率は4%前後という中、シーズン最高の数字となった。(※2)

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