2010年、11年大会を連覇した松山英樹以来、日本勢で2人目となる大会優勝を果たした金谷拓実(東北福祉大2年)。ホールアウト後すぐ、クラブハウスへ引き上げる途中の金谷に1本の電話がかかってきた。相手はほかでもない松山だ。
金谷拓実が松山英樹以来の快挙!アジアアマ最終日フォトギャラリー
インターネットのスコア速報とテレビ中継を見ながら、会場にいた東北福祉大の阿部靖彦監督に進捗を確認。「向こうからかかってきました。“スゴイですね”と、松山君も嬉しかったんじゃないでしょうか」(阿部監督)。自身に次ぐ2人目の日本勢での優勝者。海外メジャーへの切符をつかみ取った後輩を、心の底から祝福した。
普段から、大学を訪れては部員にアドバイスを送ったり、ごはんに連れて行ったりと現役生を気にかけているという松山。そのなかでも…
「松山君は、金谷が出てくるのを楽しみに待っていたと思います」