最新『GPSウォッチ』全5モデルをラウンドで使用してテスト
今回はメーカー各社から発売されている最新『GPSウォッチ』全5モデルを用意。着け心地や機能性など、ラウンドにおける使い勝手の良さを多角的に評価した。
テストを行ったのは以下の2名。
▪️北野正之(右)
実戦的なレッスンが人気のティーチングプロ
きたの・まさゆき/1966年生まれ。スイング理論だけでなく、メンタルの仕組みやマネジメント術など、多彩な知識でゴルファーを上達に導く。ラウンドで使える実戦的なレッスンが得意
■田辺直喜(左)
QT出場経験を持つゴルフライター
たなべ・なおき/1985年生まれ。JGTOのQTに出場するなど、プロゴルファーを目指した経験を持つゴルフライター。レッスンやギアなど、ゴルフに関する知識は豊富。
今回の評価項目
1:着け心地
ベルトの質やサイズ、重さによって、装着してスイングしたときにストレスがないか
2:画面の見やすさ
画面の大きさやディスプレイの質、表示によって視認性が高いかどうか
3:機能性
ラウンドをする上で便利な機能が多いか。距離に関する情報が豊富かどうか
4:使い勝手の良さ
タッチパネルやボタンの配置、画面の作りなどで操作がしやすいかどうか
5:コストパフォーマンス
価格に見合った性能を持っているか、お買い得なモノかどうか
レイアウト表示でブラインドホールも安心
ショットを打つ位置からボールの落下する地点が見えない「ブラインドホール」は、ラウンドをしていれば1度は遭遇する厄介なロケーションだ。初めてのコースだった場合、どの方向に、どれだけの距離を打つべきか分からないと、林やハザード、OBに打ち込んで大トラブルに見舞われる可能性がある。そんなときに役立つのが、コースレイアウトを見ながら、距離の情報が得られる『GPSウォッチ』だ。
「ブラインドホールを攻略するには、さまざまな距離の情報が必要不可欠ですが、『GPSウォッチ』ならコースの全景を見ながら、迅速に情報を得ることができます。地図をタップすることで任意の地点までの距離を計測することもできますし、自分にとっての最適な攻略ルートを素早く見つけられます。最新の『GPSウォッチ』はどれも軽量で着け心地が良く、スイング時の違和感が非常に少なくなっています。ラウンド中、常に装着して、定期的に距離などの情報を得ることで、自然にマネジメントを考えてプレーするようになりますので、プレーの質を高めることにもつながるでしょう。マネジメントの上達、スコアアップを考えても、『GPSウォッチ』のメリットは大きいですよ」(北野)
クリアな画面で情報が見やすい『VELLIX』がベストバイ
ラウンドにおけるテストでベストバイを獲得したのはショットナビの『VELLIX』だった。見やすい大画面で操作感が良く、軽量でスイング時にも邪魔にならない抜群の完成度を誇っていた。以下にチェックを行った全5モデルを紹介していく。
【評価S+】ショットナビ『VELLIX』
実勢価格:44,000円
評価:S+
SPEC
サイズ:直径48ミリ
重さ:28グラム※外ベルトを除く
連続使用時間:最大約15時間
防水:IPX7(生活防水程度)
対応コース数:約6万コース
着け心地:◎
画面の見やすさ:🌸
機能性:🌸
使い勝手の良さ:🌸
コスパ:◎
視認性の高い有機ELディスプレイで、日差しが強い中でも画面がしっかり見え、タッチスクリーンで直感的に操作ができる。残り距離に応じて自動で最適な画面に切り替わる「オートビューチェンジ」が便利。さまざまな地点までの距離が表示されたり、グリーンの傾斜が矢印で表示されたりと、コース攻略に役立つ情報が豊富に得られる。
【評価S+】ファーウェイ『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』
実勢価格:32,500円
評価:S+
SPEC
サイズ:40ミリ×44.5ミリ×9.3ミリ
重さ:約31グラム(ベルト含まず)
連続使用時間:約8時間
防水:EN13319認証※約40メートルのダイビングに対応する防水等級
対応コース数:15,000コース以上
着け心地:◎
画面の見やすさ:◎
機能性:🌸
使い勝手の良さ:◎
コスパ:🌸
普段使いしやすいスマートウォッチにゴルフ向けの機能が搭載されたタイプ。タッチスクリーンの動作の快適性はトップクラス。画面上の地図をタップすることでコース上のさまざまな地点までの距離を迅速に知ることができる。風向きやグリーンのヒートマップなど、情報量も多い。
【評価S】ボイスキャディ『T12PRO』
実勢価格:59,950円
評価:S
SPEC
サイズ:直径50.3ミリ×14.68ミリ
重さ:46.6グラム※バンド含む
連続使用時間:約10時間
防水:IPX7
対応コース数:40,000コース以上
着け心地:○
画面の見やすさ:🌸
機能性:🌸
使い勝手の良さ:◎
コスパ:◎
距離だけでなく、IP(推奨目標地点)やグリーンセンターまでの方向が表示されるなど、ブラインドホールで役立つ情報の多い『GPSウォッチ』。「i」をタップすると機能説明が見られるなど、使いこなしやすい工夫があることもポイント。また、ラウンド中のクラブ別飛距離やショット数を自動で記録するなど、スコア管理の機能も充実している。
【評価S】ガーミン『アプローチ S50』
実勢価格:67,800円
評価:S
SPEC
サイズ:直径30.4ミリ
重さ:29グラム
連続使用時間:約15時間
防水:5 ATM
対応コース数:43,000コース以上
着け心地:🌸
画面の見やすさ:◎
機能性:◎
使い勝手の良さ:◎
コスパ:◎
画面はコンパクトだが、高精細な有機ELディスプレイで視認性が高い。コースマネジメントに役立つさまざまな情報が得られる他、心拍数やストレスレベルなどを測定し、健康管理に役立てることもできる。また同じガーミンのレーザー距離計やクラブトラッキングセンサー(※いずれも別売)と連携させることで、詳細な距離計測やスコア管理が可能になる。
【評価S】イーグルビジョン『ACE PRO EV-337』
実勢価格:49,500円
評価:S
SPEC
サイズ:直径46ミリ×15ミリ
重さ:41グラム
連続使用時間:約11時間
防水:IPX7
対応コース数:約2,300コース
着け心地:🌸
画面の見やすさ:◎
機能性:◎
使い勝手の良さ:◎
コスパ:◎
専用アプリと連携することで、風向き、風速、降水量、気温など、天候にまつわるさまざまな情報を迅速に得ることが可能。表示される地図も情報量が多く、プレー中のホールだけでなく、隣接するホールを含めた全体像を確認できる。ウォッチ自体も軽量かつ快適な着け心地で、スイングしていてもストレスがない。