ALBA Net  ゴルフ
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独断で決めた! こんなクルマでゴルフに行きたい!!

日産といえば、GT-Rをはじめとしたスポーツカーを得意としつつ、電気自動車の先駆者でもあるメーカー。もちろんミニバンやコンパクトカーも取り揃えている。今回、オールラインナップ試乗会が開催され、ALBA編集部も参加させてもらった。どれに乗ろうか迷いに迷ったが、もしこんなクルマでゴルフに行けたらもっと楽しいだろうな的な基準で選んでみた。見て乗って、日産車の神髄を味わってきました!

配信日時:2024年5月17日 11時12分

1台目 NISSAN GT-R ! 日本を代表するスーパーカーはやっぱり凄かった


日本を代表するスーパースポーツカーだけに、理屈抜きでかっこいい

日本を代表するスーパースポーツカーだけに、理屈抜きでかっこいい

R35という型式で呼ばれるのが現行型のGT-R。登場したのは2007年だから、すでに17年の歳月が過ぎたことになる。と言って古いままというわけではなく、とどまることなく進化を続け、熟成を重ねている。つまり最新のGT-Rが最高のGT-Rというわけだ。しかし、ついに2025年モデルをもってファイナルになることが明らかになった。(※写真は2024年モデルのGT-R NISMO Special edition)

NISMOは日産のレース部門であり、そのNISMOが手掛けたのがこのGT-R NISMOとなる。気になる価格は最新の2025年モデルの場合、ベースモデルの14,443,000円〜22,891,000円に対して、3,000万円超え(30,085,000円〜30,613,000円)のスーパーカーだ。掛け値無しで、こんなクルマでゴルフに行けたら最高だ。

パワーはもちろん最高水準で、、GT-R登場時は353kW/588N・mだったのが、現在ではGT-R NISMOの場合、441kW/652N・mにまでアップ。そのパフォーマンスは都内をちょっと乗っただけでは、片鱗程度しかわからないが、アクセルペダルを踏み込むと加速は猛烈。GT-Rらしさを存分に楽しむことができるのはさすがNISMOモデルだ。

エンジンはなんと匠と呼ばれる熟練工の手により一台ずつ組み上げられていて、担当者のネームプレートが付く

エンジンはなんと匠と呼ばれる熟練工の手により一台ずつ組み上げられていて、担当者のネームプレートが付く

エアロパーツで精悍さをアップした、リヤも惚れ惚れするほど

エアロパーツで精悍さをアップした、リヤも惚れ惚れするほど

2台目 フェアレディZ !! 伝説のZはいつの時代もかっこいい


ロングノーズ&ショートデッキはフェアレディZの伝統スタイル

ロングノーズ&ショートデッキはフェアレディZの伝統スタイル

GT-Rとともに、日産らしい骨太なスポーツカーとして君臨してきたのがフェアレディZだ。こちらも今なお、とどまることなく進化を続けている。最新型は初代ZであるS30型へのオマージュを全身で表現して登場した。フロントノーズやファストバックスタイルのリヤシルエットなど往年のファンにはたまらないだろうし、知らない世代には新鮮に映るだろう。

乗ってみるとほど良い意味でタイトさを感じ、スポーツカーに乗っている感を存分に楽しむことができる。ちなみに乗車定員も伝統に則って2名だが、ラゲッジは思いの外広く、勿論キャディバックも入り、ゴルファーズカーとしても意外に実力は高い。ツインターボの咆哮はスポーツカーの良さを全身で楽しめるもので、扱いやすいので不安なく、走ることができるのは最新のZならでは。MTだけでなく、キビキビした制御のATも用意されている。また、FRならではの後ろから押されるフィーリングはピュアスポーツの神髄と言っていいだろう。

低められた車高がスポーツカーらしさを強烈にアピールする
初代Zと同じデザインのスポイラーとエンブレムに注目
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低められた車高がスポーツカーらしさを強烈にアピールする

3台目 SAKURA!!! ARIYAもいいけど、SAKURAもね


電気自動車らしさを強調したフロントマスクなど、軽自動車の枠を越え、未来を感じさせるデザインだ

電気自動車らしさを強調したフロントマスクなど、軽自動車の枠を越え、未来を感じさせるデザインだ

骨太なスポーツカー作りとともに、今や日産の看板となっているのが電気自動車だ。世界初のグローバル量産電気自動車であるリーフに始まり、今や様々なカテゴリーで電動車を用意している。世界は今や電動にシフトしているが、それに先んじているのは流石だ。

そのフラッグシップはやはりARIYAで、車内の広さ、航続距離など、文句なしのゴルファーズカーである。ということで、今回あえて末っ子のSAKURAに注目してみた。自在に乗ってみたい試乗車を選ぶことができるのはオールラインナップ試乗会のいいところだ。

そもそも軽自動車のEVでゴルフ場まで行けるのかと不安になるかもしれない。その点はご心配なくで、フル充電で180kmの走行が可能なので、大抵のゴルフ場に問題なく到着が可能。最近ではゴルフ場に充電施設が併設されていることも多く、着いたら充電しておけばラウンドが終わる頃には帰りの分が充電完了で、ストレスもない。また道の駅、高速道路のSAやPAなどにも充電施設が設置されていて、困ることはないだろう。デザインもミニARIYA的なエッセンスがあちこちに散りばめられ、エントランスでの存在感も十分だ。

モーターの特徴は低回転から大きな力が出ることで、もともと限られたパワーの軽自動車にとってハンディを補ってくれる。実際に乗ってみても、力強くストレスなくスイスイと走るのには関心させられる。軽自動車にもかかわらず、安全装備や快適装備が充実しているのも日産らしいところで、CMでもお馴染みのプロパイロットも付いていて高速道路を快適に移動できる。また補助金が充実しているので(登録地によって額は異なる)、一般的な軽自動車と変わらない価格で購入することが可能なのもうれしい。

インテリアの質感も上質で満足度は高く、装備も充実している

インテリアの質感も上質で満足度は高く、装備も充実している

番外編 キャラバンでゴルフに行く!?

クルマの中とは思えないリビング感。大型スクリーンなどのオプションも多く用意されている

クルマの中とは思えないリビング感。大型スクリーンなどのオプションも多く用意されている

日産の商用車と言えば、現場の味方、キャラバンだ。試乗会場には2タイプの特別モデルが展示されていて、番外として取材班が注目したのは車中泊などが楽しめるキャラバン MYROOM。その名の通り、後席とラゲッジ部分はまさに部屋のようにくつろげる仕様にチェンジされていて、快適そのもの。セカンドシートは写真のリビングルームモードを含む3つのモードに変えることができ、かなり贅沢な雰囲気。ゴルフ場への往復も快適そのものだ。多目的という点で注目の1台だ。価格は595万8,700円からとなっている(ローンチ エディション)。

問い合わせ
日産自動車 お客様相談室 0120-315-232

日産自動車ホームページはこちら

文/近藤暁史【MUSHROOM】


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