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明らかに別物なのに騙される⁉ 『スコッティキャメロン スクエアバック2』の偽物クラブが巧妙だった!

ネット通販やフリマアプリの普及により、ショップに行かなくても手軽にクラブを買える時代となったが、半面、作りが粗悪な「偽物クラブ」を手にするリスクも高まっている。そこで、タイトリスト『スコッティキャメロン スペシャルセレクト スクエアバック2』の見分け方を紹介。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年10月3日 10時45分

高額で根強い人気を誇る『スコッティキャメロン』は「偽物クラブ」も多い。とはいえ、この写真の2つは明らかに別物⁉
高額で根強い人気を誇る『スコッティキャメロン』は「偽物クラブ」も多い。とはいえ、この写真の2つは明らかに別物⁉ (撮影:田辺直喜)

ゴルフ界で長きに渡り問題になっている「偽物クラブ」。ネット通販やフリマアプリの普及により、ショップに行かなくても手軽にクラブを買える時代となったが、半面、作りが粗悪な「偽物クラブ」を手にしてしまうリスクも高まっている。

【写真】海外ブランドの偽物クラブがまん延中! 激似なピン『G440 MAX ドライバー』の違いは色にあり⁉

自分は大丈夫と思っていても、人気モデルがネットで安く売られていたらどうだろう? スコッティキャメロンのような高価で一度は手にしたいと思うモデルほど、形状が大胆に違っていても「キャメロンだから」と買ってしまう人は一定数存在する。そんなゴルファーの所有欲を突くような悪質な「偽物クラブ」を買ってしまわないためにも、タイトリスト『スコッティキャメロン スペシャルセレクト スクエアバック2』の見分け方を覚えておこう。

伝統的なブレードパターのヘッドを後方に伸ばして大型化したのが『スクエアバック2』だが、偽物は明らかに通常のブレードパターだった
形状が異なるため、構えた時の見た目もまったくの別物だ
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伝統的なブレードパターのヘッドを後方に伸ばして大型化したのが『スクエアバック2』だが、偽物は明らかに通常のブレードパターだった (撮影:田辺直喜)

『スクエアバック2』の形状は伝統的なブレードパターのヘッドを後方に伸ばして大型化したものだが、左は明らかに通常のブレードパターのサイズだ。また、バックフェースの特徴的な3つの赤いドットも、「偽物クラブ」は間隔が開いて本物と大きく違っている。フェース面のミーリングも浅く、安っぽい加工になっていて、比べてみるとその違いは明らかだった。

3つの赤いドットの間隔が、「偽物クラブ」のほうが開いている
ロゴのデザインやカラーが異なるほか、フェース面のミーリングも「偽物クラブ」は浅く、安っぽい加工になっている
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3つの赤いドットの間隔が、「偽物クラブ」のほうが開いている (撮影:田辺直喜)

ちなみに付属品であるヘッドカバーにも微妙な違いがある。「偽物クラブ」は素材にコシがなく、非常にもろそうな作りだ。また、ヘッドカバー内部にある「×」の付いた面ファスナーも偽物を見分けるポイントとなる。ソールが下に来るようにヘッドカバーを置いた時に、本物は左側に「×」が来るが、偽物は右に来ることが多いという。

デザインが若干異なるものの、見た目だけでは判別しにくいヘッドカバー。しかし、素材は明らかに偽物のほうがコシがなく、安っぽい作りだ
偽物かどうか見分けるのに役立つのが、ヘッドカバー内部にある「×」の付いた面ファスナー。写真が本物となる
ソールが下に来るようにヘッドカバーを置いた時に左側に「×」が来るのが本物。偽物は写真のように右に来ることが多い
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デザインが若干異なるものの、見た目だけでは判別しにくいヘッドカバー。しかし、素材は明らかに偽物のほうがコシがなく、安っぽい作りだ (撮影:田辺直喜)

■『スコッティキャメロン スペシャルセレクト スクエアバック2』の見分け方まとめ
・ヘッド形状がそもそも違う
・バックフェースにある3つの赤いドットの間隔が異なる
・フェースミーリングなど、加工が雑で安っぽい
・ヘッドカバー内の「×」が付いたマジックテープの位置が逆

◇ ◇ ◇

本物と偽物を並べたら見分けがつかないモデルも!→関連記事で【テーラー、ピン、キャロウェイ……クイズ「偽物クラブ」はどっち?】を掲載中

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