車でも電車でもアクセス良好。人気エリアの河川敷18ホール
首都高・与野ICから11km、首都圏ゴルファーで賑わう荒川沿いの河川敷コースのひとつ。1965年開場と60年の歴史があり、2025年6月からインドアゴルフスクールのZENGOLFを展開するツリーベル㈱が経営母体になったことで話題となった。
コースは乗用カートで橋を渡ったハウスの対岸に18ホールが展開。フェアウェイはどこもゆったりとして全体にフラットだが、帯状の窪みが走っているホールや緩やかな起伏に池やバンカーが絡むホールなどで変化をつけている。
設計は発知 朗。井上誠一の弟子で日本ゴルフの父といわれる大谷光明にも師事。宍戸ヒルズカントリークラブや本千葉カントリークラブなど本格派のコースを数多く手がけた設計家だ。
さらに近年は計画的に池の新設や拡張、マウンド造成、ティの拡張・増設といったコース改造を進めており、距離も6601ヤードに延長(コースレート71.2)。450Y超のパー4や200Y超のパー3などバックティからは特に手ごたえがある。
乗用カートは春~夏に限りフェアウェイへの乗り入れが可能(2025年は4月26日から9月末頃まで。天候等により不可の日あり)。
練習施設は12ヤード・4打席の鳥カゴとパッティンググリーンのみだが、今後はZENGOLFのインドア施設をゴルフ場メンバー価格で利用できるようにするなど練習環境を整えていく計画とのことだ。
直近の会員数は正会員1,800名、平日会員(土曜可)200名。埼玉県在住者が全体の70%、東京都在住者が27%を占める。
メンバータイムはないが、予約受付はメンバー優先でビジターより1時間、オンライン予約より2時間早く開始している。
名義書換料は正会員550,000円、平日会員275,000円。年会費は正会員33,000円、平日会員19,800円。
特徴的なのが2014年に導入されたプレミアム会員制度で、これを利用して入会すると名義書換料が無料になる。
条件は預託金(額面)※の請求権を事実上放棄すること。正会員・平日会員の場合、会員権の預託金(額面)は「入会から15年間以降の退会時」に償還請求が可能になるが、プレミアム会員はこれが「会社清算時」となる。
そのかわりに受けられる特典が名義書換料の無料化で、加えてフリーチケットプレゼントなどのサービスもついている。詳しくは会員権業者に問い合わせを。
※預託金(額面)=売り手の会員権証書に記載されている金額。入会預託金とは別物
クラブ競技は月例競技会、開場記念杯、理事長杯、クラブ選手権、シニア選手権、グランドシニア選手権、木曜杯(月1回、平日開催の公式競技)、新年杯を開催。
会員の家族向けのサービスとしては家族会員制度があり、三親等以内の親族3名まで無料で登録が可能。年会費無料でビジターフィから1000円~2000円割引でプレーできる。これを利用して夫婦や親子連れで訪れるメンバーも多いそうだ。
ZENGOLFが初めて運営する本コースは今後の展開も楽しみ。インドアスクールとゴルフ場の相互利用という新しい形のクラブライフが実現していくだろう。
※文中の金額はすべて税込
基本情報
リバーサイドフェニックスゴルフクラブ
https://www.riverside-phoenix.co.jp/
埼玉県上尾市平方2606-1
TEL:048-725-1441
開場日:1965年11月3日
コース設計:発知 朗
アクセス
・車
首都高速埼玉大宮線/与野ICから11km・約25分
関越自動車道/川越ICから13㎞・約30分
東北自動車道/岩槻ICから15km・約35分
圏央道/桶川北本ICから8km・約15分
・電車
JR川越線/指扇駅から路線バスまたはタクシー約15分
東武東上線/川越駅からタクシー約25分
JR高崎線/上尾駅からタクシー約25分
ヤーデージ
18ホール パー72
バック6,601Y
レギュラー6,116Y
レディス5,348Y
コースレート71.2
※いずれもコーライグリーン使用時
会員権価格など詳しい最新情報
リバーサイドフェニックスゴルフクラブ
情報提供:明治ゴルフ