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7番アイアンで打っていれば……スコアが伸びないのは「決断力」のなさが原因だった!

番手選びや残り距離に応じた力加減など、迷いながら打つのはミスの元。思い返してみて欲しい。決断力の低さが、スコアを悪くしてはいないだろうか。迷いをスパッと断ち切り、ショットへの集中力を高めたい。決断力の鍛え方を、脳科学の第一人者に教えてもらった。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年9月9日 13時30分

【9】ゆっくり数字を数える

「い~ち、に~……」とゆっくり数字を数えることで、脳に酸素が行き渡り、頭がスッキリする。ラウンド中にカッと怒りを覚えたときや、落ち込んだとき急にやるのではなく、日ごろから行うことが大事。「数を数える=冷静になる」という反応が身に付き、いざというとき落ち着きを取り戻しやすくなり、決断力が鍛えられる。

【10】自分のプレーを自分で褒める

脳は満足感や達成感を感じると活性化される。プレー後、自分を褒める習慣をつけよう。ただし、失敗を無理にポジティブにとらえるのは逆効果。「パッティングでショートだけはしない」「プレーファストを心がける」など自分なりの目標を決め、達成できたことを素直に褒めよう。伝達系、感情系の脳番地トレーニングになる。

脳は満足感や達成感を感じると活性化されるため、自分を褒める習慣をつけるのが効果的。「パッティングでショートだけはしない」など、自分なりの目標を決めて達成できたら素直に褒めよう(イラスト/ひらのんさ)

脳は満足感や達成感を感じると活性化されるため、自分を褒める習慣をつけるのが効果的。「パッティングでショートだけはしない」など、自分なりの目標を決めて達成できたら素直に褒めよう(イラスト/ひらのんさ)

【解説】
加藤俊徳先生
かとう・としのり/脳内科医・医学博士。加藤プラチナクリニック院長。脳の学校代表。昭和医科大学客員教授。ミネソタ大学放射線科MR研究センター研究員などを歴任。脳の機能別の脳番地トレーニング法を提唱している。『サクッとわかるビジネス教養 脳科学』(新星出版社)、『すごい脳の使い方』(サンマーク出版)など著書多数。

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