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「まだかな~」がミスの元! “待ちチョロ”回避はゴルフプレー以外をするのが正解だった

フェアウェイど真ん中からのショット。グリーンには届きそうもないが、まだ前の組がいる──こういうとき、大抵の場合はグリーンが空くのを待ち、満を持してボールに向かう。それなのに……準備万端、絶好のポジションから打ったボールは思いもしない盛大なチョロ! ゴルフ“あるある”の代表格、「待ちチョロ」の原因と対策を知覚心理学の権威、一川誠教授に解説してもらった。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2026年2月18日 17時00分

状況別の待ちチョロ対策 イライラ回避のために待つのをやめる!

これから徐々に暖かくなっていきゴルフシーズンを迎えると、コースが混雑しやすく、さまざまな状況で待ち時間が発生する。“イライラの元”を溜めない過ごし方を実行して、待ちチョロを未然に防ごう。

前の組が詰まっていたり、同伴者がスロープレーだったりと、コース内ではイライラするケースが多い。そんな状況別のイライラを対処する方法とは?(イラスト/のり)

前の組が詰まっていたり、同伴者がスロープレーだったりと、コース内ではイライラするケースが多い。そんな状況別のイライラを対処する方法とは?(イラスト/のり)

【1】前の組が遅い
人間にも縄張り意識がある。自分の打とうとするところに前の組の人が残っている状態は、自分の縄張りに入られている感覚に近い。誰でも怒りや不快の要因になる。とはいえゴルフ場はプレーヤーみんなの縄張り。自分も待たせる立場になるかもしれない。ここはお互い様と割り切ることが大切だ。パンツのウエストからはみ出したシャツを入れ直したり、髪を整えてキャップを被り直したりして、前の組が行くのを待とう。

【2】ボール探し
ミスショットの後でカッカしているときにボールを探す行為は、ストレスに追い討ちをかける。ボールがなかなか見つからない状況は待たされるのと同じで、時間経過に注意が向きにくくなっている。うっかりするとすぐにルール制限時間の3分が経ってしまう。ボール探しは深呼吸をしながら行い、その間に気持ちを立て直し、次打に備える時間としてはいかがだろう。

【3】短いパー5で2オン狙い
「調子がいいからうまくいけば乗るんじゃないか。結果を早く見たい」と、期待満々なのにお預け状態を食らうと、フラストレーションが溜まって待ちチョロをしやすい。そのまま待って2オンを狙うか、待つのをやめて3オンに切り替えるか。前者を貫く場合は、ボールから離れたところで待とう。そのほうがストレスが少なく、自分のペースを守れる。

【4】同伴者のスロープレー
人のペースに合わせなければならないストレスフルな状況。ルーティンが長い人に引きずられて調子を崩しそうなら、その人のショットを見ないようにするといい。ルーティンに入ったら目を伏せ、インパクトの音を聞いてから打球を追えば、マナー違反にもならない。セカンドショットなどでは、準備ができたら安全確認のうえ、ひと声かけて自分が先に打つのも一つの手段だ。

【5】ティショットが打てない
目標や球筋など、目前の1打を意識するとプレッシャーやストレスがかかる。ボールをティアップして待つとどんどんショットを意識してしまうので、カートでスマホを見たり、同伴者と会話をしたりするのがベター。特にオナーの待ち時間は長く感じるので、打つ直前までティアップをしないようにする。

◾️解説 一川 誠 (千葉大学大学院人文科学研究院教授)
いちかわ・まこと/時空間に関する人間の知覚認知や感性の特性について、実験心理的手法に基づく研究を行っている。日本認知心理学会、日本時間学会各会員。『大人の時間はなぜ短いのか(集英社新書)』『ヒューマンエラーの心理学(ちくま新書)』など著書多数。

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