先に最終18番を迎えたのはその時点で単独首位を走っていたトンプソン(15アンダー)。ジュタヌガーンが1打差を追いかける2位タイにつけていました。パーセーブで優勝もしくはプレーオフの可能性が高かったトンプソンでしたが、18番のグリーンで約60cmのパーパットを外してしまいこのホールをボギー、トータル14アンダーとします。
そして1打差を追いかけるジュタヌガーンが、バーディならば優勝が決まる最終ホールで約4メートルのパットを沈めトータル15アンダーとし、大会制覇を決めたのです。
短いパーパットを外してしまったトンプソンは、グリーンを去る時に「今の現実?」と思わずキャディに話していたぐらい自分でも信じられない結果となってしまいました。
トンプソンは優勝とはなりませんでしたが、ツアーのポイントランキング「レース・トゥ・CMEグローブ」を制し、ボーナス100万ドルを手にしました。今季は21試合中2度優勝しているものの、6度の2位(タイを含む)と苦しい試合が続きました。来シーズンはさらに強くなったトンプソンのプレーに期待です。
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by CHIE ANDO