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A・ジュタヌガーン優勝の裏側にあった最終ホールでのドラマ

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配信日時:2017年11月22日 17時30分

惜しくも優勝を逃したレクシー・トンプソン

惜しくも優勝を逃したレクシー・トンプソン

11月16〜19日にチバロンGC(フロリダ)で開催された米国女子ツアー最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」。各大会の上位3選手(重複の場合は繰り下げて出場権が与えられる)のみに参加資格が与えられ、シーズンNo.1の選手を決定します。今年はアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)が優勝、1打差の2位タイにレクシー・トンプソンとジェシカ・コルダ(ともに米国)という結果になりましたが、ジュタヌガーン優勝のウラでは最終ホールで大波乱が起きていました。

先に最終18番を迎えたのはその時点で単独首位を走っていたトンプソン(15アンダー)。ジュタヌガーンが1打差を追いかける2位タイにつけていました。パーセーブで優勝もしくはプレーオフの可能性が高かったトンプソンでしたが、18番のグリーンで約60cmのパーパットを外してしまいこのホールをボギー、トータル14アンダーとします。

そして1打差を追いかけるジュタヌガーンが、バーディならば優勝が決まる最終ホールで約4メートルのパットを沈めトータル15アンダーとし、大会制覇を決めたのです。

短いパーパットを外してしまったトンプソンは、グリーンを去る時に「今の現実?」と思わずキャディに話していたぐらい自分でも信じられない結果となってしまいました。

トンプソンは優勝とはなりませんでしたが、ツアーのポイントランキング「レース・トゥ・CMEグローブ」を制し、ボーナス100万ドルを手にしました。今季は21試合中2度優勝しているものの、6度の2位(タイを含む)と苦しい試合が続きました。来シーズンはさらに強くなったトンプソンのプレーに期待です。

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by CHIE ANDO

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