3日目(9月30日)は午前のフォアサムと午後のフォーボールの2戦が行われ、フォーボール1組目は米国選抜チームがジョーダン・スピースとパトリック・リード、世界選抜チームがジェイソン・デイ(オーストラリア)とルイ・ウーストハウゼン(南アフリカ)。お互いにポイントを取り合う熱戦を繰り広げる中、同点(HALVED)で迎えた12番パー4、グリーン上で事件は起きた。
失格の理由は、ウーストハウゼンがカラーから打ったバーディパットのボールを、停止前に拾い上げたため。同組のデイがすでにバーディを決めていたため、ウーストハウゼンの結果にかかわらず、世界選抜のバーディは確定だった。そのためスピースは、カップを外したボールを拾い上げデイに渡した。コレに対し競技委員は規則1−2の違反とみなし、スピースをこのホール失格としたわけだ。
ウーストハウゼンとデイも「おかしいルールだ。このような形で誰も勝ちたくない」とコメント。
その後、15番でスピースが同点にし、16,17番と米国選抜チームがポイントを取り、2&1で米国選抜チームの勝利となったものの、ともにスッキリしない1戦となった。
by CHIE ANDO