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【特別編】「プレーオフシリーズ」の意外な事実!?

世界各国で起こるさまざまなゴルフニュースの中から、編集部が厳選して紹介していきます。

配信日時:2017年9月22日 17時30分

2007年・2009年のフェデックスチャンピオンに輝いたタイガー・ウッズ(撮影:GettyImages)

2007年・2009年のフェデックスチャンピオンに輝いたタイガー・ウッズ(撮影:GettyImages)

2017年で12回目を迎えるフェデックスカップ・プレーオフシリーズ。レギュラーシーズンでのポイントランク上位125名に「プレーオフシリーズ」への出場権が与えられ、全4試合を争います。そして、3戦を勝ち抜いた上位30名が、フェデックスカップチャンピオンを決める最終戦「ツアー選手権」に進みます。

過去11回の成績を振り返ってみると、このプレーオフシリーズの難しさが見えてきました。歴代のフェデックカップチャンピオンと、その選手が翌年の最終戦まで進んだか否かを表にまとめてみました。

過去のフェデックスカップチャンピオン次年の「ツアー選手権」出場
2016年ローリー・マキロイX
2015年ジョーダン・スピース
2014年ビリー・ホーシェルX
2013年ヘンリック・ステンソンX
2012年ブラント・スネデカー
2011年ビル・ハースX
2010年ジム・フューリクX
2009年 タイガー・ウッズX
2008年ビジェイ・シンX
2007年タイガー・ウッズX(欠場)
ご覧のとおりチャンピオンが翌年の最終戦まで進んだ例は、ブラント・スネデカー(米国)とジョーダン・スピース(米国)2選手のみ。実際に最終戦に進めなかったように、過去の例からいくとローリー・マキロイ(北アイルランド)は今年、厳しかったのかもしれません。

また、複数回優勝が少ないのも特徴で、2007年に優勝し、2008年は欠場となったものの2009年に再びチャンピオンとなったタイガー・ウッズ(米国)のみです。

歴代チャンピオンの一人であり、2017年最終戦に残っているのは現在ポイントランキング1位と有力候補のジョーダン・スピースだけ。タイガー・ウッズに続くことはできるのか、それとも新たなチャンピオンが生まれるのか。注目の最終戦になることは間違いないでしょう。

by CHIE ANDO

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