過去11回の成績を振り返ってみると、このプレーオフシリーズの難しさが見えてきました。歴代のフェデックカップチャンピオンと、その選手が翌年の最終戦まで進んだか否かを表にまとめてみました。
| 過去のフェデックスカップチャンピオン | 次年の「ツアー選手権」出場 | |
|---|---|---|
| 2016年 | ローリー・マキロイ | X |
| 2015年 | ジョーダン・スピース | ○ |
| 2014年 | ビリー・ホーシェル | X |
| 2013年 | ヘンリック・ステンソン | X |
| 2012年 | ブラント・スネデカー | ○ |
| 2011年 | ビル・ハース | X |
| 2010年 | ジム・フューリク | X |
| 2009年 | タイガー・ウッズ | X |
| 2008年 | ビジェイ・シン | X |
| 2007年 | タイガー・ウッズ | X(欠場) |
また、複数回優勝が少ないのも特徴で、2007年に優勝し、2008年は欠場となったものの2009年に再びチャンピオンとなったタイガー・ウッズ(米国)のみです。
歴代チャンピオンの一人であり、2017年最終戦に残っているのは現在ポイントランキング1位と有力候補のジョーダン・スピースだけ。タイガー・ウッズに続くことはできるのか、それとも新たなチャンピオンが生まれるのか。注目の最終戦になることは間違いないでしょう。
by CHIE ANDO