財務省「計画的たばこ税増税」による5年連続たばこ値上げ
背景には、2018年から計画的に実施されてきた「たばこ税増税」がある。財務省による、2018年以降のたばこ税増税の趣旨について以下の通りだ。
「高齢化の進展による社会保障関係費の増加等もあり、引き続き国・地方で厳しい財政事情にあることを踏まえ、財政物資としてのたばこの基本的性格に鑑み、たばこ税の負担水準の見直し等を実施します」(財務省ホームページより)
「財政物資」は、食料品などの生活必需品とは異なる、たばこや酒などの特殊な嗜好品の中で税収へのインパクトが大きいもの。嗜好品のため税額は弾力的に適用され、過去37年でたばこの税率は17倍になっている。
加熱式たばこ増税のタイミングで、加熱式たばこ価格が据え置きされた
2018年からのたばこ税増税では、従来紙巻たばこよりも軽く設定されていた加熱式たばこの税率が段階的に引き上げられており、5回めの税率引き上げがこの10月のタイミングだった。
もしプルーム・エックス/プルーム・エス専用「キャメル」が同「メビウス」と並ぶ570円に引き上げられていたら、1日1箱吸う人だと年間2万5500円のたばこ代負担増となっていた。これはそれなりのコースで1回ラウンドできる金額だし、コースやシーズン、曜日を選べば2回、3回のラウンドだって可能となる。
まだ「キャメル」を試したことない人は、乗り換えるいい機会といえるだろう。ラインナップは8種類もあるから、自分に合う味わいもきっと見つかるはず。