そんな思いに、メーカークラブ担当として数多くの女子プロのクラブ調整を手掛けてきたDr.カタオカが、家庭用品で簡単にできるクラブのお手入れを教えてくれる企画。今回は鉛を貼って自分好みのゴルフクラブにカスタマイズする方法です!
ヘッドが軽いと思う人は鉛を貼ってみよう
特に最近のクラブは、ウェイトコントロールのためのネジが減り、思うようにバランスを取るのが難しくなっています。合わないなと思ったクラブでも、一手間かけるだけで自分仕様にできたらいいですよね!
スライスする、フックするなどなど、お悩み別にDr.カタオカが様々な重りの貼り方を伝授しますよ!
用意するもの
※約2グラムでヘッドバランスが1ポイント上がります。
・ハサミ(鉛を切るのに使用)
#1 ヘッドが軽いと感じる
または、性能を変えたくないなら、ヘッドの真下(重心付近)に。そうすることで、重心の位置が変わらずヘッドだけが重くなります。
重りの重さは、ヘッドバランスが1ポイントほど上がる、約2グラム(2.5グラムの重り2/3程度)が良いでしょう。
#2 スライスする
重さは2.5グラムが良いですが、重いと感じる人は2グラムほどでOK。
平らなところにクラブを置いて重心を見ながら貼っていきます。
鉛を貼るのはフェース角が上がりやすい、クラブのシャフトの軸から遠いところの少し上部分です。
クラブがかえりやすくなりますよ!
#3 フックする
クラブの重心よりフェース側に貼ることで、クラブがつかまりにくくなります。
フェース側に重りを貼ることで、クラブが少し重く感じる人もいます。そう感じたら、重さは1〜1.5グラムと軽めにしてみてください。
#4 ボールを上げやすくしたい
#5 ボールが上がりすぎるのを抑えたい
重心が前にくるためスピンもかかりにくくなります。
#6シャフトが軽い
1)ヘッドに貼る
ヘッドのヒール側、シャフトの線上に貼ります。シャフトが少し重く感じるようになります。
シャフトのグリップエンドの裏側に貼ることで、手元が安定してきます。あまりに軽いと感じるシャフトの場合はこちらがオススメ。
【鉛を貼って自分好みのクラブにカスタマイズ編】はここまで!
より詳しく動画で知りたい方は【GOLFNetTV】ゴルフ道具のお手入れ動画をチェック!クラブに鉛を貼る・前編(8分50秒あたりから)
クラブに鉛を貼る・後編
そのほかのお手入れ方法はDr.カタオカのゴルフ実験室をチェック!