ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

コロナ禍でゴルフが注目される中、練習場でビギナーとキャリアゴルファーがそれぞれ思うこと<ALBA>

コロナによる生活の変化はゴルフライフにも及んでいる。これまではスルーしていたようなモノ、コトが、ゴルファーにとって見落とせないトピックスになっている。

配信日時:2020年12月8日 13時30分

屋外で、密も避けられるということからか、練習場やゴルフ場で若者の姿を多く見かけるようなった。こうした変化に気づいているキャリアゴルファーも多いのでは。レッスンプロと練習場の副支配人という、2つの顔をもつ大谷好美プロも、そんなゴルフ人気を実感している。

原英莉花のドライバースイング【連続写真】

「練習場の貸しクラブでアプローチ合戦をしたり、ドライバーで飛距離を競ったり、若者が練習で遊ぶ、これまであまり見ることがなかった光景を、目の当たりにしていますね」と大谷プロは言う。せっかくだからビギナーはさらにゴルフが好きになり、そしてキャリアはビギナーがゴルフを好きになることを見守る。そんな関係になればお互いにハッピーになれるはず。

そうなるためには、「気にしすぎ」をやめることだ。そこで練習場という設定で、ビギナーが思うこと、キャリアが感じることを考えてみた。
ビギナーが思うこと/大きなミスをすると恥ずかしい

天井にボールを当ててしまったり、グリップが滑ってクラブを放り投げたりするのは、まわりからの視線が集まったかのようでとにかく恥ずかしい。そして動揺してしまい、思うように練習ができなかったり、そのまま撤収してしまうことも。

そのときキャリアが思うこと/誰もが通る道。まったく気にしていません

ティの高さが合ってない、グローブをしていない、グリップが消耗しすぎているなど、知識不足から起こることもあるわけで、まったく気にしていないので心配無用。

大谷プロによると「まわりのキャリアゴルファーは『俺も昔やったなぁ〜』くらいの意識で、大して気にしてはいません。ビギナーさんは、安全への配慮ができていれば、多少のミスはまったく気にする必要はありません」ということらしい。恥ずかしさは瞬間的なもの。ビギナーは気にしすぎないことだ。


イラスト/タカセ マサヒロ 文/兵藤 宙
ALBA 809号に加筆

読まれています


おすすめコンテンツ

関連サイト