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【ランニング編】24時間マラソンのトレーナーが教えてくれたゆったりジョグ【コロナ禍だから始めてみたいゴルフ運動】

外出自粛で練習場やゴルフ場に行けない日々が続いています。でもそんなピンチの今こそ、今までできなかったことにチャレンジするチャンス。「ストレッチ」「筋トレ」「ジョグ」でゴルフをベースアップさせましょう。リモートワークで凝り固まった体をほぐすのにも役立ちますよ。デスクワークの腰痛にも効くストレッチです

配信日時:2020年5月12日 07時00分

ゆったりジョグは体幹を鍛えるにもイイ

どんな競技でも練習を始める前にするのがランニング。体力強化に効くと思いきや、体幹を鍛えるにもいいという。そのポイントを日本テレビ『24時間テレビ』でおなじみの坂本雄次さんに教わった
(※ALBA760号掲載記事を転載)


■正しいフォームはスイング軸が安定する

坂本氏)60歳を過ぎてゴルフをはじめてハマったけど、いいスイングをするには腹筋や下半身が大切。体幹を鍛えるにはやっぱりランニングが一番です

野田すみれ)私も週3回走りますが、体幹強化はスイング軸安定につながります。

坂本氏)初・中級者は目標を高くしないことです。1kmを7〜8分のペースのジョグでいい。まずは20分。徐々に時間を伸ばせばいいし、いきなり走るとケガになります。

野田)走りながらしゃべれるペースなら続けられそうですね。

坂本氏)意識したいのが、正しいフォーム。姿勢を真っすぐにして、しっかり足で蹴ることが大事。ゆったりジョグでも十分体幹強化につながりますからね。ケガの予防にもなるんですよ。

正しい走り方はカカト外から着いて親指で蹴る

ブレーキがかからないように柔らかくカカト外側で着地したら、スムーズにつま先へ体重移動

親指あたりで地面をけれれば大きな推進力が生まれる。その際、つま先は進行方向を向いているのが理想となる。

一方、つま先で着地すると体が前につんのめりやすく、ブレーキがかかってしまう

<ポイント>
歩く時も同じだが、下半身は地面と垂直に保ち胸は開くイメージで正しい姿勢に

足裏全体の意識でケガを予防

カカトで着地を強く意識しすぎると足の関節にダメージがたまることも。脚をリラックスさせ、足裏全体で衝撃を吸収したい

<ポイント>
しっかり足で蹴る

ソールの減りでセルフチェック

カカト外側で着地して、親指で蹴って前に進む。脚が正しく使えていると、ソールはつま先とカカトの対角線上が減りやすい。覚えておけばセルフチェックで役立つ

<ポイント>
斜めに足を動かす

3段階のスピードで効果的に体幹を鍛えられる

いきなり走るのは不安という人は、3段階でスピードを速めるといい。
普段の歩きとスピードアップさせた速歩。そこから胸を大きく振ってさらにスピードアップさせた急歩。そしてジョグと段階を踏めば、無理なく体幹が鍛えられる

<ポイント>
歩行&速歩  時速4kmと言われる歩行に対し、速歩は時速6kmが目安。1時間も歩けば立派な運動になる

急歩  速歩を早めた急歩は腕の振りが早く大きくなる。急歩を高めると走る方がラクになる、ポイントにぶつかる

ジョグ  慣れてきたら、いよいよジョグへ。急歩から上半身をやや前に傾けると脚が前に出てジョグになる

R・マキロイも実践!芝生の上で走るとバランス力アップ

同じランニングをするにも、場所が違えば効果も異なる。平らなアスファルトよりも凹凸がある芝の上を走ると、細かな脚の腱や周辺の筋肉にも刺激が増す。
ローリー・マキロイをはじめ、トッププロも実践するランニング法だ

プロフィール ー60歳を過ぎてゴルフにドハマリー

左・坂本雄次 氏 右・野田すみれ

左・坂本雄次 氏 右・野田すみれ

■坂本雄次 氏(さかもと・ゆうじ トレーナー)
日本テレビ『24時間テレビ』のマラソンプロデューサーとして歴代のタレントを指導。「湘南国際マラソン」などの企画や運営も。60歳からゴルフに夢中

■野田すみれ(のだ・すみれ インストラクター)
ジュニア時代から走ることが大好きなゴルフインストラクター。17年PGAP(フィリピン・プロゴルフ協会)ティーチングプロ資格を取得

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