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【Dr.カタオカのゴルフ実験室】#3 ウッドのテンプラキズを補修する

【Dr.カタオカのゴルフ実験室】#3 ウッドのテンプラキズを補修する

配信日時:2020年5月4日 18時00分

自宅にいる期間が長い今だからこそ、ゴルフクラブのメンテナンスを行いませんか?

家庭用品で簡単にクラブのお手入れができちゃいます! 教えてくれるのは、メーカークラブ担当として数多くの女子プロのクラブ調整を手掛けてきたDr.カタオカです。

まずはウッドのテンプラキズを補修する方法を紹介します!
赤丸で囲んだのがテンプラキズ。ヘッドが黒いこともあり、結構目立ちますよね。

赤丸で囲んだのがテンプラキズ。ヘッドが黒いこともあり、結構目立ちますよね。


ここで注意してほしいのが、アイアンは別の対応が必要だという点。具体的にいうと、研磨剤の入った激落ちメガキングなどで、ウッドのヘッド部分を磨かないこと! 光沢が失われてしまうので、要注意です。

今回は激落ちくんではなく
使うのは……「ボンスター」!!
ボンスターはキッチン汚れ落とし用のスチールウールで、フライパンの焦げやシンクの汚れを落とすのに使われます。

ボンスターはキッチン汚れ落とし用のスチールウールで、フライパンの焦げやシンクの汚れを落とすのに使われます。

ボンスターで円を描きながらキズ部分を磨く

この補修方法はキズが浅いときのみです。深いキズの場合、修復は難しいのであらかじめご了承ください。
Dr.カタオカが指を指している部分(ヘッド部分の色が大きく剝(は)げている)は修復が難しいです……。

Dr.カタオカが指を指している部分(ヘッド部分の色が大きく剝(は)げている)は修復が難しいです……。


しばらくすると……キズが目立たなくなったかわりにヘッド部分に光沢がなくなります。

そこで、光沢を再びだすために使うアイテムは……「コンパウンド」!!

コンパウンドで軽く磨く


タオルで磨き続けると……キズも目立たなくなったうえに光沢もちゃんと戻っています!

次に、ウッドのヘッドとフェースの間にある深いキズを目立たなくしていきます。

マスキングテープをフェースとクラウンの境目に貼り、タッチアップペンでヘッドの剝げている部分を修復する

マスキングテープで、フェース面を隠すようにフェースとクラウンの境目に貼っていきます。

その後、
タッチアップペンで色を入れ、余分な塗料をふき取ります。
塗料を乾かすために約10分ほど置きます。

塗料が乾いたら除光液でふいてコンパウンドで磨いて仕上げる

乾いたら、除光液を含ませたティッシュで軽くふき、マスキングテープをはがします。

すると……深いキズも目立たなくなっています!

仕上げに先ほどと同様にコンパウンドで磨きます。

しばらくすると、ウッドがここまできれいになりました。まるで新品のヘッドのようですね!

次回はアイアンのナンバー入れ&グリップの掃除法を紹介します!

より詳しく動画で知りたい方は【GOLFNetTV】ゴルフ道具のお手入れ動画をチェック!

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