ALBA Net  ゴルフ
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遊びのあるデザインで裏地は風を防ぐセーター

店頭でさまざまなリクエストに応えながら、ウエアを薦めるヴィクトリアゴルフの敏腕スタッフ。ゴルフメディアからファッション誌まで手がける腕利きスタイリストとファッションライター。旬のゴルフウエアを彼らはどう見ているのか?

配信日時:2019年11月27日 06時00分

寒さが気になりはじめると、ニットには風を防ぐ裏地がほしくなる。今回の目利きである、ヴィクトリアゴルフ新宿店の佐藤千春さんは、この風を通さない裏地は重宝するが、それに頼りすぎると予想外の影響がでることもあると教えてくれる。

風を通さない裏地は正面だけでもかなり効果があります

「セーターの裏地に化繊の生地がつけられているのは、風を通さないため。これはみなさんご存知かと思います。このセーターはフロントのみに、こうした加工がされています。これにはどうやらワケがありそうです。裏地すべてに化繊をつけると重みがでてしまいます。そのため裾がもたついてしまったり、シルエットが下に伸びてしまうことがあります。これは袖のカモフラ柄にポイントがありますから、シルエットに映えるようにフロントだけに裏地をつけたのではないでしょうか」。

「風をもっとも冷たく感じるのは正面。そのため、防風の加工もフロントが最優先です。これだけでずいぶん寒さを感じなくなるものです。あとこうした裏地には伸縮性がないと、スイングしたときにつっぱり感が出てしまいます。フロントにも伸縮は必要ですが、特に背中の裏地に加工がされているときはチェックしておいた方がいいですよ」。

「カジュアルテイストを生かしたウエアの割合が増えてきたせいか、セーターはクルーネックが人気です。Vネックはどうしてもビジネスっぽく見えるところに抵抗があるという声も聞きます。それにカジュアル色が強いパンツには、Vネックセーターはやはり合わせにくいと思います。クルーネックとマッチした、ほどよく遊びのあるデザインのセーターが、もっとも使い勝手がいいですね」。


ポリエステル+ナイロン+アクリル+ウール 防風
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今日の目利き
佐藤千春
(ヴィクトリアゴルフ新宿店ゴルフウエア担当)

商品の企画、販売と10年近くゴルフウエアに携わる。商品企画として作り手側にいた経験から、商品にぶら下がっている機能を示すタグだけではわからない、隠れた機能や使い勝手のよさを見抜いていくエキスパート。

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