裾や袖口に絞りのないところがスマートアスリートっぽさ
「カジュアルアイテム化したジャージのアウターは、裾にリブがついていることが多い。そのためオーバーシルエットに見えてしまうことがあります。ところがこれは裾にリブがなく、シルエットもすっきりしているので、スタイリッシュなルックスになります。またフィット感もあるので、冬場はミドラーとしても使えそう。街着のジャージとは違って、スポーツすることをきちんと意識していますね」。
「あと、しゃれているなと思えるのがちょっとしたレトロ感覚です。胸のあたりに使われている薄いブルー、この色ってあまり見かけないですよね。昔の体操着のようにも見える。でもとても効果的で、あえて狙っているのかなとも思えます。バリバリのアスリート感もありつつ、気負いのないレトロっぽさもうまく計算している。なかなかの出来栄えですね」。
ポリエステル94%+合成繊維(アクリレート系)6% 吸放湿・吸水速乾・UVケア
¥15,000(デサントゴルフ)
今すぐゲットするならこちら
瀧川修平(ファッションライター)
ファッション誌の編集者を経て独立。ファッションライターとして『LEON』、『MADURO』などで活躍中。ゴルフウエアも含むファッション全般の原稿を手がける。ゴルフウエアの好みは普段着とボーダーレスに着られるようなタイプという。