【2018年ゴルフ総括】今年一番印象に残った国内男子ツアーの出来事は？

周りのゴルファーはあんなことやこんなこと、どう思ってる？何でもアンケートの結果からゴルファーのホンネに迫る！

配信日時：2018年12月25日 12時00分

ゴルフライフ

2018年もあとわずか。ゴルファーの皆さんに今年をさまざまな視点から振り返ってもらいました。今回は2018年の国内男子ツアーについて。皆さんの印象に残ったナンバーワンの出来事は？

今回のテーマは「今年一番印象に残った国内男子ツアーの出来事は？」
※アンケート回答期間
2018年12月11日〜20日。回答者193人。

結果は以下のようになりました。

優勝は1回なのに賞金王！小柄ながら安定した成績を残せた今平周吾の今後に期待大

今平周吾が賞金王に戴冠した出来事が1位に！（写真：村上航）

1位…今平周吾が賞金王戴冠（38票）
2位…石川遼が復調の兆しを見せて男子ツアーを盛り上げた（34票）
3位…小平智が優勝した「ゴルフ日本シリーズJTカップ」のプレーオフ（32票）

トップ3は以上のようになりました。
今平周吾の賞金王戴冠がトップに。特に聞かれたのが、「優勝は1回だけど、常に安定した成績を出せたことが素晴らしい」という声。今平の今季の優勝は「ブリヂストンオープン」のみですが、「平均ストローク」、「平均パット」、「バーディ率」で1位。安定したプレーで常に成績上位にいたことが分かりますよね。さらに、165cmと決して恵まれているとはいえない体格で賞金王になったことも、多くの応援コメントが寄せられました。

女子ツアーだけではなく、男子ツアーでも今年は稲森佑貴や秋吉翔太、出水田大二郎、星野陸也など多くの若手選手の優勝が目立ち、賞金王の今平を筆頭に彼らの今以上の活躍を期待する声も多く聞かれました。来年は若手選手にいっそう男子ツアーを盛り上げてほしいですね！

選手会長としてツアー界を盛り上げるため、努力している姿が印象的

自らが考案した大会フラッグにサインをする石川遼（写真：佐々木啓）

2位には僅差でしたが、今年から日本ツアーに本格復帰した石川遼が男子ツアーを盛り上げたことがランクイン。成績だけ見ると、最終戦以前は優勝争いにもなかなか手が届かず、あまり本調子とはいえない結果で終わった2018年。しかし、選手会長に就任してから新しいイベントや企画にトライしてツアーを盛り上げている姿が、ファンにとって良い印象として残ったようです。

また、最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」ではプレーオフの末、惜しくも敗退した姿に来年の復調を期待する声がたくさん寄せられました。

PGAツアー優勝者として、日本で結果を残した小平智の雄姿と古閑美保の涙

日本のファンにPGAツアーで強くなった姿を見せた小平智（写真：佐々木啓）

3位には、最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」での小平智、石川遼、黄重坤（ハンジュンゴン）3人によるプレーオフがランクインしました。最終戦らしく、誰が勝つのか分からない混戦した状態だった最終日。トータル8アンダーまで伸ばした3人によるプレーオフで勝利を得た小平智を祝福する声が多く聞かれました。PGAツアー優勝者として、レベルの高い日本シリーズでもしっかり結果を残した小平の姿に喜んでいるファンが多いように見受けられました。

また、優勝が決まった瞬間、うれし涙を流す妻の古閑美保と抱擁する姿も印象的だったという声がたくさん上がりました。

トップ3以外にも「片山晋呉の不祥事」や「“虎さん”ことチェ・ホソンが独特スイングで優勝」が多くの票を集めて上位にランクインしました。

悲しい出来事もあった国内男子ツアー、来年は石川遼の復活優勝を筆頭に、明るいニュースでいっそう男子ツアーを盛り上げてほしいですね！

では次回もお楽しみに〜。

Text by Maaya Yamada

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