【答え】偽物は黒を基調としたカラーになっている
偽物は右。ヘッド全体のデザインやロゴは酷似しているが、グレーカラーの本物に対し、右の「偽物クラブ」は黒を基調としたカラーになっている。またフェース近くのソールに付けられた「スピードポケット」も、本物は異素材を埋め込んでいるが、「偽物クラブ」は色を変えただけで何も埋め込まれていない。
極め付けは重量だ。ヘッドを測ると、本物は「198.5グラム」に対し、偽物は「213.5グラム」。シャフトを装着した状態で総重量を測ると、「偽物クラブ」はまさかの「352.4グラム」で、バランスは正規品ではあり得ない「E7.5」になっていた。いくら見た目が似ていても、ここまで重いクラブではまともにスイングすることはできないし、思い描いた飛距離を得ることは不可能だろう。
■『Qi35MAX ドライバー』の見分け方まとめ
・ヘッドカラーがそもそも違う
・「スピードポケット」が埋め込まれていない
・ヘッドもシャフトも異様に重い
・シャフト先端のスリーブの形状が微妙に違う
・シャフトのスペック表記の太さが異なり、デザインの位置もズレている