日本代表を目指して国内参加者3,000人超!
世界規模の大会はどんな仕組みで行われているのか。日本を例に挙げると、まず全国のディーラーが3〜8月に主催する「ディーラー予選会」が、大会の入り口となる。この予選会で上位入賞を果たすと、「国内決勝」となる「Japan Final」への出場権を獲得。世界各国のゴルファーが集う、「World Final」への出場権をかけた熱戦の舞台へ進むことができるのだ。
2021年の日本大会には、約3,300名がエントリー。予選を勝ち抜いた42名が、男子ツアーの「ツアー選手権」の舞台である、宍戸ヒルズCC 西コースで行われた「Japan Final」に挑んだ。当日は雨がちらつく中、白熱したプレーが展開され、各カテゴリーの優勝者が決まった。
3名の日本代表が12月のドバイ決戦へ招待!
男子Bカテゴリーは、HC20の藤山義和さん、女子カテゴリーはHC10の永井眞珠さんが制した。藤山さんは「まさか自分が行けるとは……」と半信半疑の様子。一方の永井さんは、「前回大会は大叩きしてしまったので、今年はリベンジしようと思いプレーしました。日本代表として頑張ってきます!」と気合十分。12月にドバイ決戦が待ち遠しいようだった。
「World Final」は3日間のストローク戦と、プロトーナメントさながらのフォーマットだ。2021年は12月にドバイでの開催が予定され、各国の代表が集結する。1週間のプログラムは、プレーはもちろん、フォーマルなパーティ形式の表彰式に、ゴルフ以外のイベントも多数用意、5つ星ホテルに泊まり、移動はビジネスクラスなどの待遇で招待される。BMWならではの華やかで洗練された時間は、誰もが一度は「行ってみたい!」と思うスペシャルなイベントとなっている。
国内外のトーナメントで権威ある大会を長年サポート
BMWと言えば、世界のゴルフツアーでトーナメントをサポートしているのも、ゴルフファンなら周知の事実だろう。遠藤氏は、「アマチュアだけに留まらず、これからは“ゴルフ”に力を入れていきたい。TEAM BMW(河本結、松田鈴英、宮田成華)も結成し国内のプロトーナメントでは、三井住友VISA太平洋マスターズ、大王製紙エリエールレディスオープンにも協賛しています」。海外に目を向ければ、欧州ツアーのフラグシップイベントと位置づけられている「BMW PGA Championship」や「BMW International Open」、PGA Tourのプレーオフ「BMW Championship」、米LPGAの「BMW Ladies Championship」など、1989年の「BMW International Open」に協賛して以降、権威ある大会を長年サポートし続けている。今やBMWとゴルフは、切り離すことのできないものになっているのだ。