首位タイにチャーリー・ホフマン、セルヒオ・ガルシア、トーマス・ピータース、リッキー・ファウラーら4人が並ぶ展開となった大会2日目。単独5位のウィリアム・マクガートを含めれば、全員がメジャー未勝利だ。そこであるデータを見ると、優勝者にはある傾向が見えてくる。
西日に照らされて18番を歩くのは…われらが松山英樹
2000年大会以降、昨年まで17回中11回の64.7%が初優勝。うち9回がメジャー初優勝だ。となると、上位5人は全員あてはまる。そこで、優勝者の前年マスターズ成績を見てみると、00年以降、優勝は必ず前年予選を通過していることが判明。そこで、2日目までの上位5人に照らし合わせてみた。
ホフマンは昨年29位タイ、ガルシアは34位タイで条件をクリア。ピータース、マクガートは初出場。ちなみに初出場での初優勝は、1979年のファジー・セラーまでさかのぼる(過去3人が達成)。そして最後に、ファウラーは昨年、予選落ちを喫している。となるとファウラー優勝の可能性は低いということになるが……。
首位と4打差のイーブンパー、10位タイまで見ると、6位タイのライアン・ムーアは昨年予選落ち。ジョン・ラームは初出場。フレッド・カプルスは前年出場なし(その前の15年は予選落ち)と判断が難しい。ジャスティン・ローズは10位タイ。続いて10位タイのアダム・スコットは42位タイ。ジョーダン・スピースは2位タイ。フィル・ミケルソンは予選落ちに終わっている。