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自宅付近を襲ったテロ 全英を戦ったあるフランス人選手の思い

自宅付近を襲ったテロ 全英を戦ったあるフランス人選手の思い

配信日時:2016年7月16日 19時45分

全英オープン 2日目◇15日◇ロイヤルトゥルーン(7,190ヤード・パー71)>

 花火見物の人ごみにトラックが突っ込み84人の死者を出したテロ事件が、フランス南部ニースでの発生したのは全英オープン初日を終えた夜中だった。新たな報道が出るにつれて増えていく死傷者に事件の大きさが伝わっていく。主催のR&Aは喪章を用意するとともに18番グリーン後方にフランス国旗を掲げ、被害者に哀悼の意を示した。

フランスのテロを受け、多くの選手が喪章をつけてプレーする全英オープン

 多くの選手が喪章をつけてプレーを続ける中、今大会に出場するフランス人選手の一人である23歳クレメント・ソルデは悲痛な思いで2日目の朝を迎えていた。

 朝4時に携帯電話を鳴らしたのは知人からの安否を確認するメッセージ。「そこで事件について初めて気づいたんだ。(その日)プレーしたいとは思わなかった…」。事件発生現場は、ソルデと彼女のマリーさんが暮らすアパートから数百メートルと離れていなかった。

 「マリーはニースの出身で、家族もあの街にいる。数週間前には、事件のあったすぐそばのバーにも行ったんだ。彼女のお母さんや多くの友人もその場にいた…幸運にも、知り合いの安全は全員確認できた」。ひとまず胸をなでおろしたが、そのあとに残ったのは傷ついた母国への思い。気持ちを奮い立たせたソルデは、悲報からわずか2時間30分後に1番ティグラウンドにいた。

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